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運命の糸車―グイン・サーガ(86) (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥583
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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どうして死んでしまったのですか? ★★★☆☆
アムネリスのファンというわけではないのですが、シリーズ初期からのキャラがこうあっさりと舞台を降りることになってしまったことがとても残念です。イシュトヴァーンを憎むという役どころを与えられているのであれば、生かしておくほうが後々の展開にいいのでは・・・なんて考えてしまいました(展開上、用済みといいきるにはちょっとかわいそうすぎます)。

さて気を取り直して、今後はイシュトの後添えなんか出てくるのでしょうか?はたまたフロリーはどこに行ってしまったのでしょう? 作品としては、またまどろこしいストーリーと饒舌すぎる描写の世界にもどってしまった感があります。

帝王学の教育 ★★★★★
うーん、やっぱりグインは完璧すぎて、しびれる。
すでに次巻の発売が待ち遠しい終わり方をしたので・・・・ちょっと悶えてる.。

最近、山本七平さんの『一下級将校の見た帝国陸軍』という大戦末期のフィリピン従軍記を読んだのだけど、うーん、指揮官としても戦争の目的の設定としても、やっぱ「帝王(リーダー)のあるべき姿」によって、すごくつき従う人々の人生は変わるんだろうなぁ、と思った。いやーケイロニアの国民は幸せだよ、まじで(笑)

ナリスもグインも、市井の人々の指導者であることの苦悩と青い血のノブレス・オブレージを強烈に意識しているんだよねぇ。今回の巻では、「あるべき帝王の姿」が、すごく印象に残こりました。真のリーダーとはどういう人をさすのかな、ということです!