よく分かりやすいです。
★★★★★
指輪の旅の仲間の行方はもちろん、建物などの詳しい構造なども図解しています。
「ホビットの冒険」や「シルマリルの物語」「追補編」にも対応しているところがうれしいです。
特に第1紀のベレリアントや第2紀のヌメノールについても詳しく掲載されていました。
物語を読みながらこの地図を見られてはいかがでしょうか。
物語が一層深く味わえますよ。
トールキンファンにとっては是非お勧めの1冊です。
ファン向けであることが前提ですが
★★★★★
これはお勧めですよ。特に第一紀に関しては
西はアマンの地、北はアングバンドどころかヘルカラクセまで
記されているので、位置関係がよ〜く分かります。
拡大図でのサンゴロドリムの不気味さには仰天!
イメージっぽいですが、各地にあった有名建築物
(アングバンドやメネグロス、モリアなど)の内部構造まで
載っております。また時代別の地図にもなっているので
天変地異のたびに、変わっていく地形の変化もよく分かる。
ちなみに著者のフォンスタッド教授は本物の地理学者で
楽しみながらも真面目に地図作成に取り組んでおられます。
神話の創世
★★★★★
20世紀に作られた神話は「中つ国」神話とラヴクラフト神話が双璧をなすと思います。後者は様々な形で受け継がれていますが、「中つ国」は完結したモノになっています。この神話は言語の創造、克明な地図による環境の整備、そして民族の分布。1つの物語を作るためにはこれだけのバックグラウンドが必要なのです。神話の世界にどっぷり浸かり、指輪の外に誘ってくれる地図帳です。
うーーん!?
★★★★☆
自分はとても気に入っていますが、ちょっとマニアックかもしれません。毎日眺めてはあれこれと想像しては楽しむには最高ですが、指輪物語の世界をあまり詳しくご存じない方にはちょっと。でも本格的に読むなら手元にほしい本です。
絵がイマイチ
★★☆☆☆
ラフスケッチのようないい加減な地図で、正直がっかりしました。
指輪物語やホビットの冒険の挿絵にあるような趣のある地図を期待していると後悔するかも。