Logmanシリーズの作者らしく、スリルとちょっと愛が含まれてます。
★★★★☆
ケンブリッジレベル3の単語数15,000文字で書かれた、サスペンスストーリです。
新しい薬について、自分の患者に投与しようと考えた医者がカルフォルニアを訪れます。
以前あった事がある研究者が開発した薬の資料を読んで、より詳しい情報を得るためです。
しかしながら、訪問した時には既に友人は殺されています。そして自分にも危険が・・・
誰が、何の為に、どうして・・・
医薬会社や研究所の人々も巻き込み殺人者達との駆け引きへと展開して行きます。
Logmanシリーズと同じ作者の作品なので、スリルとちょっと男女の愛もエッセンスになっています。
表現に関しても参考になる部分が、私には結構ありました。
サスペンスや刑事ものが好きな人、Logmanシリーズが好きな方は一度読まれては如何でしょうか。
英文自体は中学生レベルでしょうか、Low−Inermediteですから。
でも表現的には中学の教科書では出てこないのではないかと思います。
とても面白かったのですが、事件解決後の最後の展開はもう一歩ほしかったので、星4つにしました。