尾行・銃撃有り、カーチェイス有り、女有りと、スパイもののスピード感溢れる展開を、簡単な短い冊子の中で十分楽しませてくれました。
「携帯電話が盗聴されるとしたら、ノキアの国、ここフィンランドと思う」なんて主人公であるスパイのコメントがあるので見てみたら、2003年に発刊されたもので、現代物としても楽しめました。
レベル3の読み始め、またCAMBRIDGEも始めてだった私は、
(PENGIUMやOXFORDの様な)イラストが少ないし、語彙数等からしても難度が高いかな?・・・と読み始める前は心配しましたが、問題なし。
夢中になって、読み終わるまで本を置けませんでした。
スパイものの専門用語がある訳でもなく、どなたでも楽しめるものとお勧めします。
フィンランドのラハティを舞台に、毒ガスを巡ってイギリスのエージェントが007ばりに(?)活躍するスパイモノです。
テコンドーを操る女スパイが登場したり、銃撃戦があったり、ロマンスまで盛り込まれていて、なんでもあります!というカンジで
読んでいてとっても楽しかった!
ローガンシリーズの著者なので、ローガンを読んできた方にはすんなり読めると思います。
思いのほか楽しかったので、カセットにもチャレンジしてみました。
朗読は、テキストを見ながらにちょうどいい速度で、ゆったりしたものです。
ただ、ナレーターが一人なので、テキストを見ないで呑気に聴いていると、ナレーションの部分と会話の部分の区別がつきにくく、
わからなくなってしまったりしました。
カセットは、値段的にはテキストが付いていてもよさそうに思うのですが、完全な別売りです。