ちょっと残念
★★☆☆☆
前後分かれているからとはいえ、ちょっと満足不足の一冊でした。
しかしながら、相変わらず秀麗は愛され過ぎでは?途中不快に思った部分があったので、どうにかしてほしいなあ…と思いました。
秀麗が金華へと上手い具合に話が進むので、結局苦労はしてはいないでしょう…。
まあ後半に期待します。
茶州前編
★★★☆☆
茶州州牧となった秀麗と影月が茶州に入るまでのお話
(厳密には茶州に入った最初の町までのお話)
静蘭と燕青の過去の話も少しでてきて、特に静蘭は、ぅ・・・・って思う
はっきりとはでてこないけど、多分・・・そういう相手させられてたんだろうなぁ・・・
この巻で茶州一族の何人かまた登場人物が増えます
だいたいここまで来ると 出来が悪いとか、お人よしとかそういう人はたいてい
そういう仮面をかぶってると思って間違いないですねぇ・・・
わざとできないふりの人もいれば、才能に気づかない人もいる
聡明で勘のいい秀麗が何故気がつかない??ってことも、多々あるけど
そこは、大目に見て
素直に楽しんで読んだらいいと思います
きた!気になるアイツ
★★★★☆
前作より気に入っていた彼。このキャラにやられた!龍蓮!
アンタは私好みの王子キャラだよ。
4巻までで多彩なキャラクターが出てきているけれど、一番のお気に!
浮きっぷりに注目です(笑)
静蘭ピンチ
★★★☆☆
彩雲国初の女性官吏となった秀麗は、同期合格者の杜影月と二人併せて、茶州の州牧(=長官)に任命された。茶州は、彩七家のひとつ、「茶家」が権勢を誇る地であり、官吏の権威に素直に屈っせず、10年前に着任した全州牧によってようやく少し改善されてきたばかりである。すべてを茶家の支配に入れるため、州牧の権威の証である「佩玉」と「印」、そして、新州牧二人と前州牧浪燕青を狙い、次々と敵が、難題が襲い掛かる...
今回は、新たに秀麗の前に男性が現れます。料理の腕はよいものの、器量は十人並み、とか言われながら、主役だけあって、モテモテです。貧乏だったはずなのに、いつの間にかいっぱい救いの手が差し伸べられてるし。でも、苦労だけはさせられてますが。血筋からいっても、「プリンセス」だし、家事得意だし、努力家だし、頭もいいし、並べると結構嫌だなぁ。だから、作者は外見ぐらいは並にしておこうと思ったのでしょうか。今回は、静蘭と燕青の過去が少し出てきます。こんなにいっぱいライバルが出てきて、王だけならともかく、静蘭も少しやばそうです。上級官吏でもあり、「紅家の長姫」としても世間にも認知されつつあるし、どんどん普通の女の子じゃなくなってきました。これからどうするんでしょう?ちょっと楽しみです。
やっと話が読みやすくなった
★★★☆☆
今回は超優秀な人材の宝庫だった王都を離れたせいか、本作を非常に読みづらくしていた人物説明文が少なくなり、楽に読み進めました。
今思えば3巻目が一番よみづらい&展開がまずい話だったのではないかと思います。
話としては、静蘭や燕青の過去と明らかになったりと少しずつ話が動き出したようで大分面白くなってきました。
主人公の秀麗に関して言えば、結局のところそんなに苦労してる感じがせず、ハラハラしたりというのはなかったですね。
後ほかの方も書いてらっしゃいますが、話の流れが少し暗い中で燕青の言動のすべてが軽い口調であるため、作品の中で浮いてしまっています。
あの軽口は要所だけにしておいたほうが彼の優しさとか強さを表現できたんじゃないのかなと思います。