偉大な書であるのかもしれない
★★★★★
後の世に、「昭和の奇書」として位は記録に残る可能性がある書と思う。
知らない人は全く知らないといった類の本であると同時に、神霊や神秘に関心がある方々でも、余程の人でないと読まないのではと思う。
しかし、常識人である私が読んでみたところ、死後の世界の詳細や、仙人、導師、天狗の実在、その他あらゆる不思議が書かれていながらも、案外にと言うか、誠に実際的であると感じた。理性を保つ自信があるなら是非読んでいただきたいと思う。少なくても、私には実に面白く読めたのである。
もしかしたら偉大な書であるかもしれない。しかし、それは私には判断が付かない。
だが、私に関して言えば、人生を楽に生きる上で役立ってくれたことは確かと思う。