楽しい本ですが
★★★☆☆
おもしろい経験に失笑します。たのしい本です。
でも、ちょっと悲しくなりました。
インドの物乞いの少年をハエのように追い払うところは、
こころが痛みました。笑えません。
確かに相当あつかましいのかもしれません。
それでもやはり笑えません。つらくなりました。
みんなに施して、すっからかんだよ。なんていうほうが、笑ったかな。
現在の状態の根底にあるもの
★★☆☆☆
「あっちこっちめぐり」を中学生時代に読んで失望して以来、
この人の作品は見ないことにしていた。
「もものかんづめ」は面白いと思うし、身内のことをこき下ろすのは構わないと思う。
よく知っている身内のことであれば、それなりに文句をいう根拠もあるし、共感も呼ぶ。
ただ、旅行で訪れただけのインドのことを、あそこまでボロクソに言える神経は疑ってしまう。
遠藤周作氏と対談するくらいなら、氏の作品少しでも読んだらどうですか?
なにも「死について考える」だけではなく、インドについて書かれたものは沢山あるのですが。
幾ら後年とはいえ、『深い河』の作者との対談を載せた本でインドのことをあそこまでいうのは本当にどういう感覚なのか聞いてみたい。
別にインドがどうこうということではなく、観光で言っただけの場所についてこうもいえる辺りに、
「あっちこっちめぐり」に如実に現れてくるような傲慢さが垣間見える。
ちなみにここまで言っていますが、まだこの旅行記は後のものに比べればいい旅行記です。
寝ているイヌのことなどでも素朴さが感じられるし、
乗り物で失敗したり、贅沢三昧だけでない彼女の庶民的な視点がまだ健在です。
それで星ふたつとしました。
この人の昔の作品である「ほのぼの劇場」などが非常に好きだっただけに、キツいです。
さくらももこワールドここにあり!!
★★★★★
さくらももこさんの本はどれもおもしろいですが、これはさくらももこさんの笑いの原点です。100万部以上売れています。みなさんもぜひ手に取って読んでみて下さい。ただし面白すぎるのでおしゃれなカフェとかでは読まないで下さいね★☆
おもしろくない
★☆☆☆☆
さるのこしかけだけでなく、もものかんずめにもいえる事ですが、
何度も読み返したくなる本ではなかった気がします。
特に生活のおもしろおかしく書かれている文章が、
笑えるようで、笑えない皮肉った感じを受けました。
痔に関するところも、なんとも言いがたい気がします。
悪いけれど、古本屋さんに出してしまいました。
こんなこと書いたら売れなくなってしまいますよね。
不平不満の多い1冊。
★★☆☆☆
本書はちびまる子ちゃんの著者さくらももこのエッセイ集第2弾です。
巻頭にカラー写真が掲載されていたり2つのエッセイが続き物になっていたりと、他のエッセイ集とは一味違った構成になっています。
感想としては、エッセイの大部分に不平不満や皮肉が多く込められており、ちびまる子ちゃんやその他の著書とのギャップを感じました。
残念ながら読んでいて楽しい気分にはなれませんでした。
著書『あのころ』や『まる子だった』を読む前に読んでしまうと、著者のいい面が薄れてしまうので、ちびまる子ちゃんのファンの方は読まないほうがいいと思います。
楽しい本です。とても迅速な対応でした。…
★★★★★
楽しい本です。
とても迅速な対応でした。ありがとう