この巻だけでは微妙。やはり完結編待ち?
★★★☆☆
獄中編と対になる娑婆編ですが、この巻だけで獄中編の謎が解明するものと思っていたので、
完結編がある三部作構成になっているとは、少し肩すかし。
物語も、獄中編とは違い、新キャラばかりなので馴染みがないので、あまりしっくりこない。
もちろん、バッカーノらしくクセのあるキャラばかりなのだけど、今ひとつインパクトに欠けます。
話そのものも、小規模な戦闘に終始して、こじんまりとしているのもマイナス。
DD新聞社の副社長の言動は、ステキでしたが。
何にせよ、シリーズ通しての評価は、次の完結編待ちですね。
この娑婆編で、獄中編の断片だけは見えたので、そこからどうやってこの大風呂敷を畳むのか、
成田良悟の手腕に期待したいところ。
上上下
★★★★★
この本は完結編ではありませんので悪しからず。
「獄中編の時にシカゴの町では何が起こっていたのか?」を描いた内容になっています。
まぁグラハムがいいかんじになっています。
そこそこクリストファーもいいかんじになっています。
ルネの性格は、寒気?苛立ち?怒り?よく分かりませんがそんな気持ちにさせてくれます。
買って損なし買わなきゃ損?
獄中編を買った人なら買うしかない
そんな感じの本です。
すぱにっしゅ!!
★★★★★
グラハムや吸血鬼達が主に登場。
シカゴで物語は大きな展開を。
**個人的にクリスがめちゃ好きになる巻でした。
グラハムはあいかわらず能天気。
蜂の巣
★★★★★
曲者達が刑務所にいる間、一方のシカゴでは全土を揺るがす大事件が巻き起ころうとしていた。三百箇所に仕掛けられた爆発物。同時に併発した二百人以上の失踪事件。すべてが繋がり始める時、娑婆の空気を塗り替える者とは―。 今回は3部構成です。今回の話はどんでん返しが多くて好きですね。それと、バッカーノ!では全編を通して悪役が決して悪者ではない、という印象を受けるのですが、この本にはそれが一番現れていると思います。
☆大海書店☆
★★★★★
■紹介■獄中編の続き。完結編に続きます。(※『バッカーノ!1934 完結編 Peter Pan In Chains』4月10日発売!) ◆感想◆二巻構成だと思ってたら、三巻構成でした。早く続きが読みたいです!