プラネタリウム占星術 入門編
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平面のホロスコープを飛び出して、占星術で用いる10の惑星が、空のどのあたりにあるのか立体的に感じながら、脳内でプラネタリウムが繰り広げられるように、そこからの情報を言葉にする占星術師が増えるようにという願いでこの本を書きました。
今回の本でお伝えしていること
・ 惑星同士のパランから新しい視点を見つける
・ 占星術ソフトで惑星同士のパランを見つけて、プラネタリウムのようにホロスコープをイメージする
・ 惑星パランとなる天体が、AstroMap・占星術ソフトから出生後どれほど経過してから影響してくるかを知る
・ 惑星パランとなるセットの解釈の仕方を考える
・ 生まれた瞬間の恒星パラン・惑星パランの重要性と、惑星パランからの恒星の影響を取り入れる視点
・ 惑星パランの視点から、最も縁のある恒星を見つける
あとがきより
「プラネタリウム占星術」という言葉は、この本をつくる際に、私、ユフネが思いついた造語です。英語として正しいのかわからないのですが、平面ではなく天球を意識したホロスコープをリーディングすることを可能にしたいという思いから生み出しました。イメージしやすくて良いのではないかなと自画自賛しています。
私がホロスコープというパソコン上の平面図だけではなく、空に見える星とどの場所にあるのかに対応させて体感するプラネタリウムのホロスコープ、プラネタリウム占星術ができたらいいなと思い始めたきっかけがあります。
6年ほど前でしょうか、とあるチャネラーさんに見ていただいたときのことです。私が占星術をしているという話をお伝えしていないのに、その方から「星を観測して、その情報を有効に使っていた過去世がある」と突然伝えられたのです。はじめは、占星術とのつながりがそこらへんにあるのだなと思っただけだったのですが、実際わたしは子供のころから星を眺めることが好きで、冬の空に寒がりながら双眼鏡でスバルやオリオンの光を見ていました。そう、見ていたのは惑星ではなく、恒星がメインだったのです。(普通、星が好きな人はそうかもしれません)
私の人生の流れが、過去世と相似のように影響し関係があるならば、平面上のホロスコープではなく、実際に空を眺めるような立体的なプラネタリウム的な星の動きからの情報を理解する必要があるし、それができるのではないか?と感じたのです。それは、惑星だけではなく、恒星とのつながりも見出すということも含まれます。
その後チャネラーさんからの言葉を聞いてしばらくすると、ブレディが書いた恒星と惑星のつながりが書かれた本、パラン占星術に出会いました。人生のシンクロニシティには驚かされます。そして、その後に松村先生が恒星に関係する書籍を出され、よりわかりやすく日本に恒星の知識を紹介してくださっています。
人と恒星とのつながりの入り口は、やはり惑星や太陽ですから、これからも平面のホロスコープをないがしろにすることはできません。ただ、平面のホロスコープだけにとどまるのではなく、その惑星それぞれが地球の大事なポイント(pivot point)に接したとき、太陽系以外への影響をとりこむ準備を整え、恒星、そして星座とのわたりをつけていきます。地球は自転するたびに、惑星を通して呼吸をするように外のエネルギーを取り込んでいるかのようです。
私たちは、閉じ込められた物質的な地球に暮らしているのではなく、常に外とのエネルギーを交換しながら生きています。それに、気づくことから、本当のエネルギー交換がはじまると思います。
今回の本が、その気づきのきっかけになったら嬉しいです。
あなたはどの惑星をつかって、外からの影響、より巨大なエネルギーを吸収しますか?
今回、この本で「プラネタリウム占星術」入門編として、基礎となるパランとマップの理解が可能になるのではないかと思います。次は、生まれ持ったネータル的影響だけではなく、人生の中でお洋服を着るように後づけとして取り込んでいる惑星パラン・恒星パランについてご紹介したいと考えています。
この本では平面のホロスコープチャートとマップを展開することで、脳内プラネタリウムを体験していただきました。実際の講座などでは、お部屋用プラネタリウムマシーンを購入してリアルにどの位置に星があるのかを体験しながらのリーディングにチャレンジしたいと考えています。
この春、占星術師のお仲間のみなさんと東京にあるという噂のプラネタリウムカフェに行こうという話しが持ち上がっているので、かなりタイムリーだと感じています。