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自由と財産

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: きぬこ書店
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本書「自由と財産」は、1958年10月のモンペルラン・ソサイエティーにおけるプリンストン大学の講義として発表された。
当時はソ連という巨大な社会主義国が存在しており、資本主義体制とどちらが優れているか、真剣に論争されていた。しかしミーゼスは自由や私有財産が存在しない体制など長続きしないことをわかりやすく論証している。
さて、ソ連や東欧の社会主義国が消滅した現在では、本書を読む価値はないのであろうか。そうではない。今の資本主義諸国の「大きな政府」を支持する考えや、ケインズ主義的な経済政策には、社会主義思想の影響が色濃く残っていて、未だに我々の自由や財産を侵害している。社会主義はまだ消滅していないのだ。
よって本書は、個人の自由や財産を守るために読んでおくべき基本的な本の1冊である。
ミーゼスは新オーストリア学派の始祖である。本書を契機に、同じ学派のハイエクやロスバードの書籍も読んでもらいたいと思う。