ケルト人を制圧するはずだった第九軍団があとかたもなく消え、
軍団のワシが消えるという事件があった。
この事実が本書に書かれていたのを見てあっと驚き
「第九軍団のワシ」をもう一度読みなおすことになったが、
ボーディッカの名でこの女王の名が出ているのに気がついた。
ローマとの平和的友好の引き換えに武器を奪われ、
戦士を差し出すことを強制させられる。
それはローマがケルト人をさげすんでいたことの証拠だと思う。
抵抗すれば家を焼き畑に塩をまくという徹底したやりかたに
ブーディカが挑んだのは、民族の叫び、
勇気と誇りの表明だったのだと思う。
「ケルトの白馬」でイケニ族は民を生かすために、
別天地を求めて旅立った。
その後でこの事件が起き、
イケニ族はちりぢりになったのだろうか
ブーディカのように最期をとげたものもいただろうし
第九軍団のワシのコティアのように、
ローマ人と連れ添って生きていくものもあっただろう。
どのような生き方をしても、
誇りだけは失わない人物がサトクリフ作品の骨になっている。
父の剣を最期までたずさえ、
ケルト人の先頭をいくブーディカの姿が焼きついて離れない
ブリテンの古代史で最も名高いイケニ族の反乱を題材に、激しくも凄惨な戦いが女王付きの竪琴弾きによって語られる。
「第九軍団のワシ」を読んできた方には覚えている方もおいでであろうが、作品中では軍団の失踪の原因が、イケニの女王「ボーディッカ」の呪いであると噂されていたことになっている。
この作品では、その戦いをケルト側の視点で語っており、呪いの事の真偽はともかくとして、先住民族がローマに制圧されていく瞬間を!神秘と歴史の混じり合うぎりぎりの線で見事に描いている。
内容的にはヤングアダルトから大人向けの作品で、中にはそれなりに残酷な場面も出てくるが、民族同士のぶつかり合いや戦争といった場面を描くとしたら、さけては通れない部分であろう。ブリテンを舞台にした他の作品に比べ、戦争というものが生々しく描かれているようにも思える。
竪琴弾きの語りというスタイルと作品タイトルのマッチングも見事。タイトルとはこうしてつけるものだというお手本のようだ。
翻訳も品がよく、読みやすかった。
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