33歳,子は6人。: 8つのビジネスやってます。
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はじめに
私は今まで会社員として仕事をしたことがありません。でも、6人目の出産後に、自由業を本格的に始めました。きっかけは、主人が会社員を急に辞めてきたことでした。
「話がある。」
その日。主人はそう言って、私を車に乗せ、目的もなく走り出した。
当時、6番目の娘はまだ0歳。
彼女が生まれて半年も経たない夏の事でした。
車には、主人と私と6番目の娘だけ。
他の子供4人は1番上の長女に任せて家を出ました。
そういえ結婚してこの方、夫婦2人で話したことなんてなかったな…。
そんなことを思いながら、私は主人の話を聞くことになりました。
「仕事を辞めてきた。」
主人は、一言こう話しました。
…。
不安が押し寄せてくるかと思いきや、娘を抱っこして聞いていた私は、何故かワクワクしたんです。
主人のこの言葉がきっかけで、私は一家の大黒柱となる決心をして、本格的に仕事を始めました。
働き方のスタイルは、「自由業。」
自分の能力を生かし、仕事をしていくスタイル。
このスタイルで仕事を始めて、もう5年目になりますが、
家族8人を路頭に迷わすことなく養い続けています。
今、私は、家族を養いながら、自分のやりたいことにも邁進中。
この本の執筆もその一つ。
いつでも、
やりたいことにチャレンジ出来るようにもなりました。
この「自由業」という働き方は、6人の子供を育てながら生きる私にピッタリです。
自由業を本格的に始めて5年で分かったことは3つ。
行動に言い訳してはダメなこと。
自らが置かれた環境は、行動を起すときに言い訳する理由にならないこと。
そして、「女性だから」とか、「子供が沢山いるから」というのは、行動して行く時に障害にはならないという事。
自由業というのは、自分の能力が武器になる。
自分の能力を強みとし強みとし、魅力とすることが必要です。
いわゆる、「一般的に不利となる条件」も、「不利な条件」と考えず、どれだけ自分の武器に出来るか勝負です。
私の耳に、たくさん聞こえてくる言い訳の数々。
自由業の憧れや、やりたいことに対して、子供の存在や自分の立場を理由にやろうとしない人たち。
自分を変える何かを、誰かに求め過ぎて行動に移さない人たち。
そんな人たちには、「それらは、自分の能力を生かした自由業ややりたいことをするときに
できない理由にはまったくならない」と言いたい。
むしろ、それらは、あなたの個性や魅力に変わる可能性があると言いたい。
自由業で成功できる条件は、自分が人様に影響を与えられるような体質であったり、
言葉やエネルギーで誰かを幸せにできたりること。
私が見ているこの世界で、子育ての大変さは、ネタになります。
誰かを元気にすることができます。
私の能力を生かすことで、誰かが希望をもって進んでいくことができます。
女性としても、人としても。
「もっと自分を生かしたい」という女性は多く、私の働き方や能力は、そんな女性たちに、自分が持っている能力を生かしていくという提案ができます。
「自分らしく生きる」っていうのは、自分を最大限に生かしていくということ。
もしかしたら、もう、何かのせいにして、自分の働き方や生き方を犠牲にする時代は終わったのかもしれない。
私の役割は、世の女性たちに、「自分を犠牲にする時代の終わり」を告げることなのかもしれないと思い、この本に、私自身の体験を書きました。
33歳で、子供6人。
8つのビジネスを進める私の話。
あなたのこれからの「自由な人生」のヒントになれば幸いです。
目次
はじめに
第一章 扶養家族が多いと雇ってもらえない
第二章 一家の大黒柱になるという決断をする。
第三章 キーパーソンとの出会い
第四章 フリーに必要なことはすべてネタにする生き方
第五章 起動スイッチを装備する
終わりに
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