ガイドブックでは知ることができない香港の裏話と体験談

【はじめに】

著者は更年期を目前に控え、子供の大学進学をきっかけに、自分自身の長年の夢であった大好きな香港に語学留学をした。本書は、約一年半の期間、香港人と話してわかった、ガイドブックでは知ることができない「ホントにすごいと思った香港人」の話である。

大学の授業で学んだ広東語で、少しでも香港人と臆さず会話ができるようになるために重ねた小さな挑戦の記録でもある。それぞれの小さな挑戦の中で触れ合った香港人の親しみやすさ、優しさ、驚きの習慣、信じられない図々しさなどを綴っている。香港に興味がある方はもちろん、香港人の考え方や文化習慣に興味がある方、これから香港に行こうと考えている方、体験談を知りたい方などに、ぜひ読んでいただきたい。そして少しでも参考になれば幸いである。


【目次】

はじめに
裏話１【果物屋のおばちゃんと大喧嘩】
裏話２【不動産屋で見つけた広東語の先生】
裏話３【千載一遇　管理人さんとの出会い】
裏話４【香港のカフェ事情　長居できる場所はいずこ】
裏話５【広東語の会話練習にイチオシ　お一人様の飲茶】
裏話６【香港でワンタンメンが嫌いになった理由】
裏話７【待ち人来ず　時間にルーズな秘密を知った】
裏話８【バスの座席は通路側が超人気の謎】
裏話９【エアコンは空気清浄器】
おわりに


【著者について】

１９８２年５月香港初上陸。
以来、活気に満ち溢れる香港に魅せられ、訪れる度に確実に運気が上がることに気づく。
返還後、広東語を学ぶため単身留学。香港での通算滞在期間５年６か月、香港への通算渡航回数３０回以上、年間平均渡航回数６回。香港人から、香港人以上に香港大好き人間と認められるほど、香港をこよなく愛する日本人の１人。