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自殺予防ゲートキーパー講座 : 命をつなぐ Heartメッセージ

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: ゲートキーパー研究所
Amazon.co.jpで確認
本書を読んであなたも大切な人の命をつなぐゲートキーパーになりませんか。

ご購入いただいた方にはもれなく、ゲートキーパー入門講座のリーフレト(PDF版)とゲートキーパー入門講座の風景を収めた動画をプレゼントします。

【はじめに】
 
 私たちは毎日の忙しさの中で、日常生活や仕事、学校などにおいても「幸せになりたい」「豊かな生活がしたい」「自分の存在を認めて欲しい」「出来ればこうなりたい」などの気持ちがあると思いますが、それがうまくいかないことが続いてくると「自分は情けない人間だ」「自分なんか価値がない」「自分は誰からも必要とされていない」「居場所がない」などと思う事が少なくないと思います。誰でもが落ち込むことがありますね。その落ち込んだ気持ちを誰かと話したり、リフレッシュ(セルフケア)して流すことが出来ればよいのですが、出来ない時には苦しくなってきますね。
 このような苦しい気持ちになってしまった方へ、私たち一人ひとりができることはコミュニケーションです。相手の気持ちに寄り添った「味方になりきるコミュニケーション」を活用して寄り添う事で生きる元気が芽生え始める事ができ、その事が自殺予防になります。
さらに座間事件(2017年秋に発生した事件)のように、直接の自殺ではないものの死んでしまいたいほど苦しい状況で「自分の苦しい気持ちをわかって欲しい」とSNSに投稿した少女たちが巻き込まれてしまった事件でしたが、友達や家族・先生など周りにいる方が被害にあってしまった彼女らの苦しい時の気持ちに寄り添う「味方になりきるコミュニケーション」を実行していれば......と残念でなりません。
この本では気持ちが落ち込んでしまった方への適切な声かけを身に付けることで、あなたの周りの方への自殺防止になる事が出来、安心感のある≪竹やぶ社会≫となる事が出来ます。
≪竹やぶ社会≫とは
“地震が来たら竹やぶに逃げろ”という言葉がありますが、見ているだけではわからない土の下で、竹の根っこ同士がお互いに絡み合って、竹と竹同士を支えあっているから、竹やぶは地震が来ても安心なんだそうです。私たちの人間社会もお互いを支えあう、社会になることが、安心社会となるのだと思います。

【目次】

はじめに

第一章 社会環境の認識
(1)自殺データ
(2)中高年男性の自殺が多い
(3)自殺の原因のトップは「健康問題」
(4)自殺の危険ラインは見えない(図―1)
(5)自殺への波≪失望型≫(図―2)
(6)自殺への波≪期待喪失型≫(図―3)
(7)ゲートキーパーの必要性

第二章 ゲートキーパーとは
(1)気持ちに寄り添う事が大切
(2)手のワーク
(3)気持ちに寄り添うコミュニケーション
(4)自殺のサイン≪気づき≫
(5)味方になりきるコミュニケーション≪声かけ≫(図―5)
(6)味方メッセージ≪声かけ≫

第三章 安心の場をつくる
(1)価値観を柔軟にする
(2)承認欲求を満たすと人は能動的に成長する
(3)ゲートキーパーは「見せてくれてありがとう」と発言
(4)みんながゲートキーパープロジェクト(あとがきに替えて)

リーフレット・動画プレゼント

著者について

【著者について】
大小原利信(だいこはら としのぶ)
特定非営利活動法人 日本ゲートキーパー協会

(株)ラポール企画 代表取締役
NPO日本ゲートキーパー協会 理事長
群馬県立安中総合学園高等学校 非常勤講師
KTC中央高等学院 高崎・大宮キャンパス  講師
高崎健康福祉大学キャリアカウンセラー、非常勤講師
連合群馬“ライフサポート相談室” カウンセラー
群馬産業保健総合支援センター メンタルヘルス促進員 産業保健相談員

 私は友人や職場の仲間の自殺を何回か経験し警察や医師による現場検証に立ち会うなどの中で「どうして止められなかったのか?」「自分ができることがあったのではないか?」などと悔しい経験をして、真夏の祭りばやしの中、家族に替わって警察への手続きや、医師が発行する死体検案書を取得し、市役所で火葬の手続きなどを行い、天国へ見送った経験があります。そのような体験から「人の心はどうなっているのか?」と興味を持ち、産業カウンセラー資格を取得しました。2009年から群馬県内で無料の電話相談ライフサポート相談室を担当し「今橋の上にいます......」「今死のうと思って、山に行って木のツルで死のうと思ったけど死ねなかった......」などと来談する方がいました。そのような経験の中で相談してくれた相手に対してどのように接していけばよいか? どのような声かけが良いか? を考えて、“味方になりきるコミュニケーション”を贈ることで、自殺を止める事が出来ました。
 このような経験を多くの皆さんに伝えたいと、特定非営利活動法人日本ゲートキーパー協会を立ち上げて活動をしております。