ISOで企業トップがやるべきこと: 経営者が語るQMSにおけるトップ業務 (アイソス ムック)
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中堅企業社長自ら執筆した、トップによるトップのための品質マネジメント(QM)の戦略本です。ここには、日々、収益と組織運用の効率の悪さに苦しむ企業経営者、とりわけ中小企業のトップに向けて、筆者が「QM戦略メソッド」と呼んでいる、現実的で具体的な発想と実践的な方法論が書かれています。
本書の大きな特長は、トップにしかできない「トップ業務」を詳細に提示していることです。具体的には、ドメインの確立、仕事のルール化、武器として使えるドキュメントの作成・運用、仕事の力量設定などが、実物の計画表・管理表・手順書・評価基準表・評価表などを使って、分かりやすく解説されています。これらすべてがトップの目線で仕組み化されているところが本書の重要なポイントです。
著者は、校正専門の中堅企業・エヌケイエス株式会社の社長です。約20年間、著者が自社で展開実践してきたQM戦略メソッドが惜しみなく提供されています。これまでQMSを上手く社内で生かせてこなかったが、何とか経営に役立てたいと渇望する企業トップの皆様に、ぜひ読んでいただきたいと思います。
本書の目次は下記の通りです。
第1章 光が見えた! 〜ISO認証前後の私と会社の様子〜
第2章 なぜISOが多くの企業で機能していないのか
第3章 見過ごされている「経営する意思」と「トップ業務」
第4章 「QM戦略メソッド」で仕事推進の仕組みを構築する
第5章 「武器」としてのドキュメント
第6章 力量の定義と評価方法