サラリーマンは多動力!
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「サラリーマンは多動力!」
人に言われた仕事をする「他動力サラリーマン」から多くのアクションで自分の道を切り拓く「多動力サラリーマン」へ!
【はじめに はじめの一歩!】
いま、電車の中で新聞を読んでいる人を見かけることはほとんどなくなりました。ほとんどすべての人が片手にスマホを見ています。人工知能が発展し、デバイスも変化する中、20年前と比べると生活ががらっと変わってきていることを実感されることと思います。これから5年後、10年後はどんな世界になるのでしょう? 新しいワクワクするような未来も見えます。どうなるのかわからない、不安になることも多いでしょう。
サラリーマンとして活躍されている人たちも、10年前にはなかったものが、今や当たり前になっています。ノートPCやスマホが発達し、職場でなくてもどこでも仕事できるようになりました。メールやSNSがビジネスでも通常に使われるようになり、電話で相手とつながるまで仕事が進まない、ということもなくなりました。一方、「働き方の改革」や「生産性向上」と言われ、「もっと効率的に働け!」と言われるようになっています。
このような中では、今までのように一つの会社で、与えられた仕事をコツコツとこなしていくだけでは、時代の動きについていけなくなってしまいます。変化を先取りして動いていくか、変化に取り残されるか、ふだんの動き、関心の持ち方で、人生の充実度、楽しさが大きく違ってくる時代が来そうな予感がします。
サラリーマンとして活躍する人たちが、今まで以上にさまざまなものに関心を持ち、動くことが、その人の価値や幸福度を高めることにつながってきます。人に言われた仕事をそのままやる「他動力」と、自分で多数のアクションを取っていく「多動力」の差と言えるでしょう。
私は一介のサラリーマンとして、社内・社外でさまざまな活動をしてきました。もちろん私よりもっとずっとアクティブに動いている方は世の中にたくさんいらっしゃることと思います。でも、「多動力を発揮できるのはごく一部の人ではないか」「起業家やフリーの人のように自分で好きに動ける人はいいけどサラリーマンでは無理だよね・・・」と思ってしまう人がいるとすれば、それはとてももったいないと思います。そんな方に、等身大のサラリーマンでも、ちょっとでも動いていけば、充実した世界が広がっているんだ、ということを少しでもお伝えできれば、と思いこの本を書きました。
サラリーマンとしての私のように、はじめの一歩を、踏み出してみませんか? そして、あなた自身の「サラリーマンは多動力! 〇〇さんの場合」を事例盛りだくさんで書いてみませんか?
【目次】
はじめに はじめの一歩!
1 「他動力」サラリーマンから「多動力」サラリーマンへ変身!
2 多動力で「人的資本」UP!
3 多動力で「金融資本」UP!
4 多動力で「社会資本」UP!
5 多動力が成果を上げるポイント!
6 多動力でライフシフト時代を生き抜く!
おわりに 「サラリーマンこそ多動しよう!」
【著者紹介】
小林 博之
㈱ソーシャルキャピタルマネジメント 代表取締役社長
大手金融機関(銀行、証券)で約30年にわたりサラリーマン人生を経験。仕事に加え、6000人が参加するチャリティイベントの実行委員長を務め、またさまざまなNPO等の活動支援、社内外でのイベント企画など、「多動力サラリーマン」として充実した毎日を送る。
2017年よりサラリーマン生活に終止符を打ち、㈱ソーシャルキャピタルマネジメントを設立、代表取締役に就任。経営コンサルティング、企業研修などを行うかたわら、有志と「ハピネス循環研究所」を開設し、全国各地でワークショップなどを開催している。