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本書は、「テーマパークでデジイチを使っての撮影は、これさえ覚えていれば達人」と言える部分を全ておさえ、13シーンに分けて具体的な撮影方法を記しています。
読みながら実践していけばテーマパークでの撮影が劇的に上達することでしょう。

被写体への「情熱」を持っている人にこそ、読んで欲しい内容です。

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まえがき
　
　近年テーマパークでデジタル一眼レフカメラを持ち出し撮影している方が増えましたね。

　そんな中で「思うように撮影できない」「この場面ではどうしたら良いの？」と言った悩みをよく耳にします。

　テーマパークは、動きものの撮影から暗い室内での撮影やストロボを使っての撮影など、シチュエーションが盛りだくさんです。

　それら全てをオートで撮ろうとしてしまうと、自分の写し出したい表現と差が現れてしまうことでしょう。

　そこで、本書ではそのような悩みに対してマニュアルモードでの撮影の仕方を徹底的に解説し、よくある撮影状況を「13シーン」に分けて取り扱っています。

　本書を読んで実践することで、今までオートで撮っていた初心者も、撮影に慣れてきた方も「テーマパークでの撮影のコツ」を掴むようになり、写真が見違えるほど上手くなるでしょう。

目次
第１章Ｍ(マニュアル)モードで撮影しよう
１．撮影モードはＭ(マニュアル)に
２．絞り(Ｆ値)
３．シャッタースピード
４．ISO感度
第二章ショー・パレード編
シーン１．晴天時のショー撮影のオススメ設定
シーン2．曇り時のショー撮影オススメ設定
シーン3．夜のパレード撮影のオススメ設定
シーン4．パレードで気をつけたい光の方向
シーン5．コロコロ照明が変わるショーの攻略方法
シーン6．ショー撮影時はキャラクターの視線の先を意識しよう
第三章グリーティング編
シーン7．グリーティング写真は被写体の目線で
シーン8．室内グリーティングはバウンス撮影で
シーン9．逆光時のグリーティングは日中シンクロを
シーン10．ペア写真はセンサー面を意識しよう
シーン11．自分の撮影時と友達のフォトキーの設定をワンタッチで切り替えよう
第四章その他ランド内編
シーン12．照明などの色かぶりに気をつけよう
シーン13．夜景はバルブモードで幻想的に


著者プロフィール

仲道雄大
　
フリーフォトグラファー
1994年4月21日生まれ
北海道札幌市出身
東京都在住

2014年4月21日、20歳の誕生日に癌宣告を受ける。
約一年間に渡る闘病生活の末、「好きな事で生きていこう」と決意。
　
退院後三ヶ月でプロカメラマンとして登録し、avex、sonymusicなどのアーティスト写真の他、スポーツの分野でもレバンガ北海道のオフィシャルカメラマンを担当。2000人以上の人物写真を手掛ける人物写真専門家。
　
闘病前、自分の可能性を潰して縛られていた経験から、
　
「自由に生きる可能性を表現したい」
　
という思いの元、
　
「一生部屋に飾れる写真」
　
をテーマにフリーフォトグラファーとして活動中。
　
趣味は海外ディズニー。
ディズニークルーズ。
好きなキャラクターはチップとデール。
尊敬する人物はプロサッカークラブ名古屋グランパス所属玉田圭司選手。

仲道雄大公式ホームページ
https://www.yudainakamichi.com/