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戦時商船隊―輸送という多大な功績 (光人社NF文庫)

価格: ¥880
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光人社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:大内建二/著 出版社名:光人社 シリーズ名:光人社NF文庫 発行年月:2005年10月 関連キーワード:センジ シヨウセンタイ ユソウ ト イウ タダイ ナ コウセキ コウジンシヤ エヌエフ ブンコ せんじ しようせんたい ゆそう と いう ただい な こうせき こうじんしや えぬえふ ぶんこ、 コウジンシヤ コウジンシヤ 2241 こうじんしや こうじんしや 2241、 コウジンシヤ コウジンシヤ 2241 こうじんしや こうじんしや 2241 戦時下の商船は、それまでの国内経済や海外貿易での輸送手段としての立場から一転して、戦争遂行のための輸送手段に、あるいは直接的な武装集団の一員として否応なしに戦争の担い手となってゆく。商船隊乗組員の戦死率四六パーセントは陸海軍将兵の戦死率をはるかに上回る。報われることなき航跡を辿る話題の戦記。 帆装仮装巡洋艦ゼー・アドラーの戦歴-武装帆装商船が展開したロマンに満ちた通商破壊作
報われざる戦時商船の記録 ★★★★★
日本の戦時商船船員の戦死率は陸海軍を上回り46パーセント、すなわち略二人に一人が犠牲を強いられたとのことで驚きを禁じえない。 しかるに今日商船サイドの戦記が極めて少ないのは何故であろうか?
 当然ながら軍艦には幕僚(参謀)配置があるので、戦後多数の戦記ものが刊行されているのに、商船は所定の運航要員だけのため、これが記録の余裕がなかったためのようにも推察される。
 ただ、大規模船社には自社船の戦時記録が調整されていても、中小の会社にはほとんどこの種記録が見当たらないので、本書刊行の意義が高く、是非大方に推薦したい。
こんなところでも差があった ★★★★★
戦時商船隊という、戦争の時には割と地味な領域ですが、実は、勝敗に重大な影響を及ぼした輸送について書かれています。兵員の輸送や、軍需物質の輸送でも、日米の差があったことがわかります。アメリカは、貨物船を長期的視野から、増産し、兵員輸送でも、船内の快適性や安全性を考えていて、ここでも、日米の差は歴然という感じがしました。負けるべくして負けたということがよくわかります。日米の指導者の差なのでしょうか。
影の主役達 ★★★★★
2度の世界大戦の商船、客船の記録です。

戦闘機の活躍の陰には整備員達の働きが有り、襲ってくる爆撃機に立ち向かったのは高射砲の砲員達ですが、彼らの記録も本も目にする事は、余りありません、それと同じように平和な時も戦時も、人と物を運び続けた彼女達(船は女性形です)の事も知る機会は有りませんでした。

著者は、特に日本の商船と客船のについての数々の新しい良質の話を描いています、そこには太平洋船争開始時には世界3位の船舶量で有った日本商船隊が、アメリカ潜水艦と航空機により壊滅してしまった事の理由が述べられています、特に兵員輸送船での多くの人員損失は、攻撃する事には熱心でも地味な護衛や対潜水艦戦は苦手で有った日本海軍の体質の結果でしょうか?。

戦時下の日本の航空機を描いた本では、渡辺 洋二氏の著作が有名ですが、大内氏の一連の商船と護衛空母(渋い)の本がマニアの心を奪い
新刊の案内を待っている人も多いと思います。この分野で新しい境地を開く事を期待している一人です。

惜しむらくは、文庫本サイズでは、肝心の船の写真が少なく見えにくい
独立した写真の頁でもあれば良いのですが。

ゼーアドラーの資料は貴重 ★★★★★
「商船戦記」「輸送船入門」「護衛空母入門」でファンになっていたので、早速ゲットです。

ゼーアドラーの記事は秀逸!
手元を探してもフジ出版社の「海の鷲」ぐらいしか無いですよ。