お后候補の嫌がらせも、ユーリの器量の大きさにより直ぐに決着がつくのですが、この時、カイルがユーリを寝所で話さない理由がカイルの心情で書いてあって、すごく良かったです。また、その後のお后候補殺人事件で、ユーリが大変な目にあうのですが、その時カイルが焦っている顔を見て私も一瞬焦りました。前巻に引き続きの恋愛面と新たな物語へ発展する際のスリル感の両方が味わえる内容になっていました。