坪単価20万円を売り上げるだけで「繁盛店」といわれる飲食業界において、その倍の坪単価40万円以上の売上を各店舗が達成している飲食グループがある。
その名も「絶好調」。

しかも、全ての店舗は、「場所がわかりにくい」「駅から遠い」場所にある。本店にいたっては、最寄り駅から徒歩15分。雑居ビルの9F、さらに通常のエレベーターからは上がれないフロアにある。創業前、誰もが「やめておけ」と言ったという。

しかし、創業来10年間、毎年増収増益、ここ数年は130%以上の成長をしており、既存店においても過去最高売上を更新しつづけている。

なぜ、そこまでの結果を出し続けられるのか？
その答えは、スタッフの「人間力」にある。

その証拠に、常連様や、同業他社から著者の吉田社長には、「どうやったら、こんなにいい人が育つの？」と質問が絶えない。
さらに、絶好調グループから独立したメンバーも、全員繁盛店を経営している。

なぜ、採用難が叫ばれて久しい近年において、いい人材を集め、育て、結果を出し続けられるのか？　本書には、絶好調グループの創業社長が、社員にしか語らなかった経営の本音、ノウハウの全てを凝縮されている。


▼著者：吉田将紀（よしだまさのり）プロフィール
株式会社絶好調　代表取締役社長
1976年、茨城県下妻市出身。 体育教師になる夢を抱き日本体育大学入学。大学時代のアルバイトで飲食業に興味を持ち、卒業後、株式会社ダイナックに入社。200席のダイニングバーの店長に就任し、大繁盛店へと導く。その後、株式会社てっぺんの創業メンバーとして、店長、総店長を務め、新店舗の立ち上げや店長育成などを行い大嶋啓介氏の右腕として活躍。
2007年に株式会社絶好調を設立し、飲食事業「絶好調てっぺん」として新宿に独立開業し、現在は複数店舗を展開。
2009年に教育事業「楽読スクール」を新宿に開校。
2013年に介護事業「デイサービスありがたい」を開設し、池袋と大宮に展開。
2015年に保育事業「ゆめのいろ保育園」を開園。
飲食事業を中心とし、人間力の強みを活かして多数の事業展開をしている。
多数のスタッフがお客様や知り合いから入社しており、「働きたくなる会社」が特徴的な社風である。