あららら…
★★★☆☆
スパイ小説、と銘打ったのはいいけれども
何もかもが中途半端でどうしようもないと来ました。
おまけにスパイの依頼を受けたけど、
特にそれらしき活動もなし。
あとはなにやらお偉いさんの会話に終始。
何かが足りない気がします。
本当は星1つでもよかったぐらい。
でもかろうじて願っていた描写が
期待通りにあったので星は3つ。
でも限りなく2寄りの3です。
それに謎解き要素も0です。
ミステリーを期待する人は
読まないでいいでしょう。
損します。
「フランクフルトでの乗客」
★★★★★
話を読んでいると、「フランクフルトへの乗客」ではなく、
「フランクフルトでの乗客」というのが妥当なように感じた。
霧で着陸できなかった飛行機が、フランクフルトで乗り継ぐ。
ドイツのルフトハンザのハブ空港はフランクフルトだ。
飛行機の話題があって、アガサクリスティが生きている頃に、
飛行機も利用されていたことが分かった。
話の筋としては、政治的な事項、経済的な事項、旅行、貴族、芸術など、
いろいろあるが、やや気になるのは政治的な事項だろう。
時代を感じさせる物語の一つだ。
解説の森薫さんが、漫画の解説にしているのは出色。
ps.
日本からのヨーロッパへのハブ空港は、アムステルダム、コペンハーゲンが有名だった。最近は、フィンエアーがアジアからヨーロッパへの玄関口としてヘルシンキをハブ空港にしようとしている。
なかなか・・
★★★★☆
おもしろかったです。僕は旅行系が好きなので楽しめたのだと思います。
旅行系が好きな人は、読んでみてください