この本は、前著
「激しい運動・食事制限なしで自分を変えるダイエットの技術
～一生太らない身体を作るために～」
の続編となります。

この本を読んでいる、ということは、あなたが「ダイエット」や「健康」というものに少なからず興味を持っていることだと思います。「ダイエット」や「健康」、この２つは人間社会をより良く営む上で、必須のことだと僕は考えています。

世間では、「○○だけダイエット」のように、一食品だけを摂取すればいい、という風潮がありますが、それだけでは、一時的にやせて、健康になるだけで、人生という長いスパンの中においては、あまりにも不十分です。
人生において、やせていて健康的な生活を送り続けるためには、理論的で系統立った知識が必要不可欠なのです。
自分の身体を一生ものとして扱っていく、それが本当のダイエットです。


本書は、僕が昔から太っていたコンプレックスを乗り越え、25キロ減量のダイエットに成功した経緯の中で、学んできたことを書き綴ったブログをリライトしたものです。



今回は、「食事と身体」の中でも、「東洋医学」のテーマを中心にまとめています。

世の中、「やせたい！」という人はたくさんいますが、その実、「人間の身体の仕組み」をわかっていない人が多すぎます。


人間は、生物の多種多様な「進化」の過程で生まれてきた存在です。

その生物の「進化の歴史」をたどることで、
新しいダイエットの概念を見つけることができます。

それには、数千年以上の歴史を持つ「東洋医学」というものからのアプローチが有効です。

「人間の歴史」の１つである「東洋医学」の観点から、ダイエットの「あるべき姿」を説明していきます。