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小悪党の憂鬱

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
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【人は「痛み」で目を覚ます】

「人生をもっと良くしたい」「成功したい」「幸せになりたい」といった願いを胸に、
大人になっても学び続けるすべての人へ・・・。

セミナー業界、自己啓発業界、そしてそれらに惑わされている人々を変えるべく、
過激なまでの信念の告白を繰り返し、業界で物議を醸した非公開メルマガ
「時計仕掛けの箴言」「正義の小悪党の箴言」が電子書籍になって復活。

・人は快楽じゃ変わらない
・誰も皆、自分のことしか考えていない
・生きることに「意味」なんてない
・「本当の自分」なんてものはない

痛みを避けて、快楽を求める人々へのアンチテーゼ。

向き合うか、それとも、目を背けるか。


《まえがき》

◆ようこそ箴言の世界へ◆

こんにちは。珠恵(たまえ)と申します。本書を手にとってくださり、ありがとうございます。
これは、私にとって初めての電子書籍となります。
 
本書の内容は、一言で言うと、「箴言(しんげん)」です。

意味は、戒め(いましめ)の言葉、教訓となる言葉、といったものです。

2012月6月から「時計仕掛けの箴言」「正義の小悪党の箴言」という名称の
メールマガジンとして不定期で発信してきた作品の中から、
特に今、あらためてお伝えしたいものを、抜粋し、編集しました。

どの記事も、より心に突き刺さるように、痛みが強くなるように、
熟考し、推敲しましたので、これまでメルマガで読んでくださっていた方は、
一つ一つの記事に、またメルマガとは違った印象を抱かれるかもしれません。
どうぞ、その違和感もお楽しみください。また、第十章には書き下ろしも掲載しています。

もちろん、初めて箴言に触れる方にも、独特の世界観に入り込んでいただきやすいよう、
構成を工夫いたしました。

箴言は、基本的に抽象度の高い話が中心となっておりますが、
中でも比較的、具体的で実存的な内容から始まり、
徐々に抽象度を上げていく作りにしています。

よろしければ最初は目次通りに読むことをお勧めいたします。
どうぞ心ゆくまでご堪能ください。


◆箴言の狙い◆

メルマガの発刊当時から変わらない、「箴言が箴言であるための条件」として、
心に決めていることが一つだけあります。

それは、「聞こえのいいキレイ事を語らず、たとえ嫌われようとも、信念を語り続けること」。

臆面も無く、歯に衣(きぬ)着せぬ言い方で、正論・持論を吐きまくっていますので、
「耳に痛い」と思う方もいると思います。腹を立てられる方、否定されたと思われる方、
傷つく方もいるかもしれませんが、それも構いません。
どう受け取られても、それでいいと思っています。
これは決して、開き直りではなく。

なんであれ、その貴方の「反応」こそが、箴言の狙い。

私は箴言を「新たな情報を得るためでも、最新の知識を学んでもらうためでもなく、
これを読むことが『自分自身と向き合う時間』という、唯一無二の『環境』となる」ことを
狙って書いています。

そして、より顕著に反応を引き出すために「痛み」にフォーカスしているのです。

これを読んで、自分自身がどんな反応を示すか、読んでいる自分の中から、
どんな感情が生まれるか、ただ、見てみてください。そして、
「なぜ、そう反応したか」を探ってみてください。

自分に向き合うというのは、自分から離れ、俯瞰することから始まります。
すぐには難しいかもしれませんが、繰り返すうちに出来るようになっていきます。

箴言は、ただの引き金です。

書かれている言葉そのものではなく、書かれていないこと、
貴方の内側から生まれてくる何かを、受け取ってもらいたい。
そのものに捉われずに読み進めていただけましたら幸いです。


◆一体、何を守ってる?◆

営業・マーケティング・リーダーシップ・マネジメント・自己啓発・・・。
英語学習・資格取得・趣味・お稽古事・・・。
大人になっても、スキルアップや成長のために、「学ぶ」機会や、
「身につけたい」知識や能力というのは、尽きることなく出てくるもの。

本や教材、セミナーや専門学校、通信講座や教室。
何を学ぶにしても、何を身につけるにしても、
はたまた、どんな手段で学ぶにしても、大事なことは、変わらない。

続かないもの、面倒くさくなるのも、途中であきらめるのも、
全ては、貴方のマインドセットに原因がある。
すなわち、心、気持ち、考え方、思い。

そういった言葉で表現される、
貴方の行動を、貴方の生き方を、貴方の人生を決めている、
根本にある「それ」次第。

貴方が上手くいかないのは、学んでいる内容が悪いのでも、
時期が遅かったのでも、置かれた環境が悪いのでも、
体調が優れないのでも、元々資質がないのでも、地頭が悪いのでもない。

仮に、こうしたことが一見、原因に見えたとしても、
大概、そういう見方をして逃げたいだけ。

「挫折する」「諦める」ことへの、
体(テイ)のいい言い訳を探して取り繕った結果、
自分以外の何かに、原因を擦り付けたに過ぎない。

「最後は、自分で責任を取らない限り、どんな助けも役に立たない。」

本気で変わりたいと望むなら、本気で何かを得たいと思うなら、
自分で自分に責任を持つこと。

貴方が、苦しかろうと、辛かろうと、腹を括って、自分の責任で、
目指す未来に突き進む勇気があるのなら、

本当に貴方を理解し支えたいと願ってくれる、
貴方を取り巻く人々の多くは、全力で、それを激励するだろう。

そして、私もその一員でありたいと思う。


大人になればなるほど、叱ってくれる存在はいなくなり、
真正面から思いをぶつけ合う機会もなくなって、

もう随分長いこと、厳しい意見や、耳の痛い話から、
遠ざかって生きてはいないだろうか。

甘い言葉を言ってくれる人、居心地のいい人、
共感できる人や賞賛してくれる人とばかり、
一緒にいようとしていないだろうか。

痛みを避け、快楽に溺れて生きてはいないだろうか。

耳を塞がれようと、不快に思われようと、遠ざけられようと、

想いがあるから、伝えたい。

誰も言わないなら、私が言う。

是非、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

珠恵


《小悪党の憂鬱 目次》

まえがき
第一章 今、貴方の中の『哲学』が目を覚ます。
第二章 果てしなくダサいけど、本人はご満悦。
第三章 誰かが可能性を見せてくれるのを待つな。
第四章 あるのは、自分の意思の力のみ。
第五章 本当は、一番裏切りたくないのは自分だ。(解説付き)
第六章 皆が皆、「誰か」に委ねてる。
第七章 なんだかんだ、自分のためなんでしょ?
第八章 だから、完璧なんて完璧じゃない。
第九章 はっきり言おうか、自己依存、気持ち悪いよ。
第十章 消費人間は、今日も貪る。
第十一章 ただひたすら幼稚なプライドにしがみつき「自分が、自分が」と生きるのか。
第十二章 自分に都合がいいようにしか捉えない者達の手の取り合い
第十三章 どれだけ愛されてるとか思い込んじゃってるの?
第十四章 作られた世界で生きるか。世界を作って生きるか。
第十五章 言葉の裏は、言葉以上に饒舌に語る。(解説付き)
第十六章 未来なんて、もっとない。(解説付き)
第十七章 信じることは、わるいこと。
第十八章 さあ、自ら、人生をどん底に突き落とそう。
第十九章 口ばっかりは、もういいよ。(解説付き)
第二十章 「敏考」であれ。そして、言語化を怠るな。

あとがき 
おまけ