インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

バロイチェ

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
Amazon.co.jpで確認
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の「殺したい」は、貴方の「愛してる」かもしれないし、
貴方の「殺したい」は、私の「愛してる」かもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セミナー業界、自己啓発業界、コンテンツビジネス業界に
運営側・提供側として約10年間、身を置くなかで、見えてきた、

「悩み」の本質。

そして、

人間の本性。


生きにくさに、虚しさに、
人間を諦め、明日を諦めそうになったことも、
幾度となくあった。


にもかかわらず、何故、なおも生きるのか。


出口のない真っ暗な闇に差し伸べられたのは、
まばゆい光ではなく、


一通の、紫色の封筒。


そこには、人知の限界に挑み、
世界を、人間を、解き明かすべく、
人生を捧げた数々の偉人たちからの
珠玉のメッセージが、したためられていた。


生きる意味。

解釈。

無意識。

本能。

欲望。

性。

そして、死。


彼らの「言葉」によって、扉は、今、開かれる。



人生を変えてくれた3人の哲学者に、
最大の敬意と感謝を込めて。


「同じ世界を見ることが出来ない」なかで、
それでも人が、人の言葉によって、
何かを得て、何かを感じて、

誰のためでもなく、己のために、
何かを繋ごうとする様を。

この身をもって、体現しよう。

孤独な言語化のバトンは、確かに受け継いだ。


私利私欲にまみれた偽りの甘い言葉、嘘だらけの一時しのぎの慰めに
惑わされている人々の目を覚まさせるべく、過激なまでの信念の告白を繰り返す
「痛み系」非公開メルマガ「時計仕掛けの箴言」「正義の小悪党の箴言」からも
選りすぐりの6編+書き下ろし5編を収録。


みぞおちに鉛玉を落とす衝撃作を、心ゆくまで、ご堪能ください。



《まえがき抜粋》

こんにちは。珠恵(たまえ)です。本書を手にとってくださり、ありがとうございます。
これは私にとっての電子書籍第3弾となります。処女作「小悪党の憂鬱」、
そして第2弾「追憶の砂時計」からお付き合いくださっている皆様には、重ねまして御礼申し上げます。

今回は、これまでの電子書籍とは少し趣向を変えた内容でお送りいたします。

タイトルは「バロイチェ(Bareuche)」。

これは、私の敬愛する哲学者3人、ニーチェ・フロイト・バタイユの名前を合わせた造語です。

本書は2部構成になっており、前半は、彼らが教えてくれたことを私なりの解釈で言語化しながら、
「なぜ、今バロイチェなのか」を語ります。方向性としては、バロイチェを「自己啓発」に応用する視点から
読み解くとどうなるのかという文脈に寄せ、出来る限り一般に受け入れやすいよう言葉を追求しました。

思考の段階を組み立てるにあたり、3人の他に、ショーペンハウエル、ハイデガー、ドゥルーズなど、
他の哲学者の言葉や考え方も少しずつ取り入れていますが、
全体を通してマニアックになりすぎないようまとめています。

哲学の専門家の方からすれば「おかしい」と捉えられる部分ばかりかと思います。
それは当然のこと。本書は哲学を学ぶための本ではありませんので。これを読んだところで、
ニーチェについても、フロイトについても、バタイユについても学ぶことはできません。
もちろん、その他の哲学者についても。

あくまで、彼らの教えが私の中で咀嚼され、それが内から外へ「言葉」として吐き出されただけのものにすぎず。
元々「ニーチェであり、フロイトであり、バタイユであっただろうなにか」が、ある一人の人間に取り込まれ、
まったく別のものに変換され、今、「バロイチェ」なるものとして新たに命を吹き込まれただけの話。

そして、さらにこれが、私の意図する通りに、私以外の人の元に届くことはないのだから、
そうなればもはや「おかしい」が普通であって、曖昧さを、いい加減さを楽しみ、
「『らしきもの』や『もどき』を愛してください」としか申し上げることはありません。
そんな前半となっております。


◇箴言的考察

そして、後半では、前半で書いてきたバロイチェの教えを実際にどう人生に生かすか、私の世界観を踏襲した
「箴言的考察」をお届けします。ここで箴言について簡単に触れておきます。箴言(しんげん)というのは、
「戒めとなる言葉、教訓となる言葉」のことで、過去2作の電子書籍に書かれている内容をはじめ、
私の紡ぐ言葉の中に常に存在している、表現の根幹を成すものです。

過去にメルマガで書いてきた箴言の中には、バロイチェの考え方に寄ったものも多く存在しています。
それは、時に直接的であり、時に間接的なものです。実際に哲学を学ぶよりも前から考えていたことが、
彼らの語った言葉を知ることによって、大いなるカタルシスとして私の人生をさらに生きやすいものとしてくれました。

この奇妙かつ強烈な感覚を、本書を通して皆様にも感じていただきたいと思い、抜粋した箴言をいくつか掲載させていただきます。
そうして、かつての私と同じように、貴方がずっと考えてきたこと、言語化できずに彷徨っていたあれこれ・・・内に秘めた何かが、
本書で語られる言葉のほんの一つにでも違和感を覚え、呼び覚まされることを願っています。


《本文抜粋》
この本を読んでいる貴方も、この本を書いている私も、
「人間」であり、いわずもがな「生きている」。

何年生きてきて、どんな人生を送ってきたかなんてことは
今のところ横に置いておくとして、

成長するにつれて、
様々な経験をするにつれて、

「何のために生きているんだろう?」

なんてことに、ぼんやりと思いを馳せてみたことが
多かれ少なかれ、あったのではないだろうか。

もしかしたら、今現在も、ずっとそれを、思い悩んでいたり。

「生きている意味がない」なんて、絶望してみたり。


人間は実に面白い生き物である。


誰が言い出したわけでもなく、
「生きる」ということには「意味がある」と、
いつの間にか当たり前のように、思い込んでいるんだもの。


まったく・・・。


「生きている意味がある」だなんて、
一体、いつどこで、
誰が吹き込んだんだ。


そんな嘘。


まずはここで一つ。
これまで信じてきたことを、ぶっ壊してみよう。


大丈夫。これ知ると、色々楽になるから、たぶん。
壊しといて間違いない。


〈・・・・続きは本編でお読みください。・・・〉


《バロイチェ 目次》
まえがき
前半:バロイチェ
◆入り口はどこにでも
◆生きる意味はなかった
◆苦しかろうと悩もうと、ただ生きようとするだけ
◆「解釈」という最高の自分勝手
◆孤独でもあり、自由でもある
◆言葉と本能の関係
◆欲望の生まれ方
◆感情の生まれ方
◆ニンゲンが人間であるために
◆本能の本質を探る
◆逃げるのか、背負うのか
◆誰かのためには生きられない
◆自分のために生きて何が悪い
◆暴走を食い止める力
◆心の病の治し方
◆人類総性欲魔人
◆人を狂わすもう一つの欲望
◆死は絶望から希望へ。そして・・・
◆天才による世紀の捏造
◆永遠に続く死を・・・
◆最大の快楽「エナトス」
◆パンツは、脱ぐために、はいている
◆だから、興奮する。だから、やめられない
◆自ら禁止して、自ら侵す
◆本能とどう向き合って生きていくのか
◆我々は世界を変えることが出来ない
前半のまとめ
◆結局、バロイチェってなんだったのか
◆そして、なぜ、今バロイチェなのか
なかがき
◇箴言的考察
箴言という名のパラノイア
「ハムスターに育ててもらう日」
「貴方は、一生、あの人にはなれないし、あの人の『ように』もなれない。」
「木を登らなかった男」
「『なんでかわからない』が、愛しい。」
「人は人を簡単に軽視する生き物」
「小悪党、分析哲学さえディスらせていただく」
書き下ろし:「コップに半分、水が入っている」
書き下ろし:「繋がるほどに孤独になる」
書き下ろし:「自分の思い込みで現実を捻じ曲げる」
書き下ろし:「自由に閉じ込められた日」
書き下ろし:「生きようとする意志」
あとがき
ラストメッセージ