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イマイと申します。―詐欺を追いつめる報道記者 (新潮文庫)

価格: ¥420
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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建設的意見 ★★★★★
テレビでも見ました。ハガキによる詐欺集団との対決、確かに取材という前提だからこそ対決できるのだと思いますが、現代社会の問題点の解決を、報道自らが立ち上がった、平成の黄門的な逸品だと思います。警察の方、見習って下さい。但し、「イマイ」氏自身が言っているように、マンネリ・ワンパターンな追求の仕方で、TVでも本でもそれは否めません。それが黄門的で良いと言えば良いですが。でも、本書に現れてくる、ハガキの制作会社、電話転送会社…詐欺集団から仕事もらってる連中はそれで良いのか!ひょっとして(多分)薄々知ってて仕事を受注して甘い汁を吸ってるのではないでしょうか?国際懸賞詐欺集団と最終章の当選詐欺集団のところを読んで思いました。豊田商事事件では、被害者救済のため、豊田商事から受注していた企業や、豊田商事が支払った税金まで、弁護団が追求して、被害者救済のため回収していたとか。次は、犯罪を半ば協力的にしていた企業まで食い込んではいかがでしょうか?この本を書く人も読む人も、日本の良心だと思います!頑張れ「イマイ」!!
イマイさんに惚れました。 ★★★★★
Youtubeで画像を見てハマってしまい、本を購入しました。本にはそんなに期待してなかったのですが、画像でカットされていた部分があり、意外に楽しめました。少しですがイマイさんのコメントも載っています。指詰めのマサ篇、最高です!笑ってしまいました。番組は終わってしまったそうですが、またどこかでイマイさんの勇姿を見たいものです。番組の復活を願います。
痛快 ★★★★☆
 イマイが架空請求業者に対して、ひるまず何度も電話をかけ、最後には架空請求だということを、認めさせてしまうところは痛快だった。オレオレ詐欺とは少し違うかもしれないが、高齢の方とかが読むと度胸がついていいかもしれないですね。
メディアという「権力」に屈するユーモラスな詐欺師たち ★★★★☆
イマイ記者?が執拗に電話をし、架空請求や振り込み詐欺を行っている詐欺師たちを追い回すテレビ番組の脚本を本にしたものです。話が流れていくテレビと異なり本で読むと、詐欺師たちの発言が丁寧な対応から恫喝そして音を上げてホンネを語り出す過程が非常に面白く感じられます。
娯楽としても楽しいですが、常に検挙の可能性があるウラの世界の人たちにとってイマイ記者はメディアという一種の権力を背負って電話をしている、という見方をするとまた違った読み方ができると思います。
イマイさん、もう電話しないでくれ! ★★★★☆
副題に「詐欺を追い詰める報道記者」とあるが、本当にイマイ記者は架空請求業者が“まいった!架空請求です!”という一言を吐き出すまで、本当にしつこく自ら業者に電話をかけまくって追い詰める。

勿論、そんな強気にでることができるのは、テレビの取材という大前提があるからなのだが、それにしても、イマイ記者と業者のやり取りはおかしくて堪らない。業者が徐々にもうわかったから勘弁してくれという態度になっていく様子が活字を通じて伝わってくる。

僕は放送を視ていないので、活字と映像・音声のどちらかがいいのかはわからないが、活字には活字のおかしさがあると思う。

ただ、この本は架空請求詐欺に対する知識や対応方法を勉強するといった内容ではない。他の方も言及しているが、娯楽と割り切るべきだろうと思う。前述のとおり、これはテレビの取材という大前提があるので、イマイ記者は業者に対して強気に何度も何度も自ら電話をかけることができるのだ。