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セルフトーク・マネジメントのすすめ

価格: ¥1,575
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: 日本実業出版社
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セルフトークが感情や行動に影響を与えるプロセスを知ることで、意識するべきポイントが明確になります。 ★★★★☆
本書のゴールは、「自分自身を律すること(セルフコントロール)」により、
常時、実力を発揮する方法を身に付けるために、何が必要かを「知る」ことです。

広義には「自己啓発本」に分類されてしまうと思いますが、
著者が鈴木氏であることからも、あくまで「コーチング」の書籍として読むべきです。

本書のテーマは、「セルフトーク」です。
「セルフトーク」とは、「感情や行動の引き金となる、自分の中に生まれる言葉」と定義されています。
人は、喜ぶとき、怒るとき、悲しむとき等、何らかの欲求を持つ前には引き金となるセルフトークが存在します。
本書では、その仕組みを知るために「セルフトークによる行動モデル」を提示しています。

・まず、人は、外部から何らかの刺激を受けます。
・受けた刺激に対して、自己の価値観が刺激され、もしくは価値観を基に何らかの判断を下します。
・その結果、セルフトークが生まれます。
・セルフトークに基づく感情を抱き、感情に基づく行動が生まれます。

本書では、上記のプロセスの中における、価値観や感情や行動ではなく、セルフトークに焦点を当て、
セルフトークを変えることで、行動を変える術を学びます。

セルフトークに焦点を当てている理由は、それが有効であるからであると同時に、価値観や感情や
行動を変えることは現実的には困難である、もしくは効果が限定的であると考えておらえるためです。
著者自身が専門とされている、コーチングの目的も、クライアントのセルフトークを変えることであると仰っています。

セルフトークには、2種類あると定義されています。
・セルフトークA:感情を呼び起こし、反応としての行動を導くセルフトーク
・セルフトークB:理性を呼び起こし、対応としての行動を導くセルフトーク

AとBは、感情に基づき行動するか、理性に基づき行動するかの違いです。
例として、怒ると叱るの違いが分かりやすいと思います。
セルフトークAは、外部からの刺激に対して、反射的に生まれるものです。

セルフコントロールは、自己のアンデンティティを守る必要があるときに生まれます。
但し、著者は「あなたが大切に守っているアイデンティティは、本当にそこまで貴重な唯一無二なものか?」と
問いかけます。アイデンティティを過剰に守ろうとすると、必要に以上にセルフトークAを抱えることになります。

セルフコントロールを達成するためには、まず「セルフトーク」が自身の行動にいかに影響を
与えているかということを認識することが重要です。

その上で、否定的なセルフトークAを無くすこと、また、セルフトークBを有効に使うことにより、
自己の感情や行動をコントロールすることができるようになります。

最終的には、テクニックではなく、如何に意識できるか、意識し続けられるかで決まります。
これは、セルフトークに限らず、改革や変革において、共通であると思います。

本書で書かれていることも、あくまで理論であり考え方です。
あらゆる自己啓発関連の書籍と同様、本書も実践しなければ何も起こりません。
まず、自分の中で起こりやすいセルフトークを書き出してみることからはじめることが有効です。
自分と対話し、ネガティブをコントロールする方法 ★★★☆☆
自分との対話が主題の本書。

自分にコーチングをするような感覚の本であるが、

人間には無意識的に自分に対して語りかけている部分があり、

その「セルフトーク」が行動や感情を支配している。

よく、行動だけ、感情だけ変えようとするが、それがうまくいかないのは

経験された方も多いと思う。

本書では、変えるべきセルフトークをマトリクス化し、

具体的方法が述べられており、そして、ステップごとに解決する方法が紹介されている。

自分との対話が苦手な方は一度読まれる事を強くオススメします。

本も薄く読みやすいわりには、内容がしっかりしています。

<この本を読もうと思った経緯>

セルフコーチングで障害になる部分を知りたいと思った

<この本を読んで私が実践すること>
ゾーンとフローに入る練習をする
まず、隗よりはじめよ ★★★★★
コーチングという言葉が日本のビジネス界にも普及してきたとはいえ、実際に
実践できている人はまだまだ少ないように思います。
理由はいろいろあるのでしょうが、目の前の業務に追われ、時間がかかる
コーチングを行う機会が少ないこともあるのではないでしょうか。

でも、誰しも自分のことは大切なもの。
セルフトークの改善を通じて、実際に自分自身にコーチングを行う中で、
コーチングの難しさや効果を実感する。
それによって、単なる本の受け売りではなく、自分自身の経験を
踏まえた、地に足のついた他人へのコーチングも可能になると思います。

内容的には、筆者が非協力的な雰囲気を「逃げない」という
セルフトークで打開したエピソードが印象的です。
自分を励ますポジティブなセルフトークを持っているか、それが日頃の
繰り返しによって身についているかどうかで、逆境にあって、
大きな差が出ると感じました。
本来の自分の実力を発揮するために。 ★★★★★
自分の中に生まれて、心の対話を表す言葉、セルフトーク。

「自分はこうあるべきだ」といったアイデンティティと「実際にここにいる私」との間に
生じるギャップを埋めるため、行動に前後に重要なセルフトークは生じます。

このセルフトークが感情や欲求、思考、そして行動へ作用するため、ネガティブな感情を
呼び起こし、それに応じて反応してしまうようなセルフトークは避けることが好ましい
ということになります。

そこで、本書はセルフトークをセルフトークを認識して適切なものに「変える」、更に
考えて「使う」、不適切なものを「減らす」、そもそも生まれないように「なくす」という
段階を経て、自分自身をコントロールできるまでを導くこと目標に書かれています。

セルフトークの理想的な姿は、事象に対し感情が湧き反応するのではなく、「理性」を
呼び起こし、行動によって「対応」するために、適切なセルフトークを生み出すことで、
結果的に理性的かつ積極的な行動に近づけることができるようになるというものです。

著者はコーチングとして活躍されていることもあり、本セルフトークマネジメント手法を
習得し、それを自分自身を対象としたコーチングに活用することで「理想の自分」へと
近けることを提案しています。
自分のコントロールに役立ちます ★★★★★
若いころ、会社内で大勢の社員に向かって発表したときガチガチに緊張してしまい、落胆したことがありました。

発表の前日から「絶対失敗できないぞ!」、「バカじゃないところを見せてやる!」そんな言葉が頭の中で回っていました。これがネガティブなセルフトークです。

ネガティブなセルフトークは、自分を守ろうとしていると出るようです。
「絶対失敗できないぞ!」というセルフトークが出ているときは、「失敗したら私はどうなるんだ!?」とつよく心配している状態。
こうなったら緊張してしまって、実力を発揮することはできません。

こんなシチュエーションでは、例えば次のような「質問」が良いようです。
「発表を聞いてくれる人に何を伝えたら役に立つだろう?どう話したら伝えたいことを理解してもらえるだろう?」

この質問を切り口に作業を進めていけば、肩に力を入れずに発表できそうな気がします。
結果ではなく、プロセスが楽しめそうです。
若い自分にアドバイスしてあげたくなりました。