そんな作風の中で際立っているのが歌詞の面で、直接的な言葉を使ったダイレクトな表現で、その音作りと相成って、聴き手に率直に訴えかけるようで、ダイナミックさすら感じさせる。 また、奥田民生が作曲、演奏で参加している⑤⑥がとりわけ印象的で、本作の中でアクセントとなって、存在感を示している。
彼女の思想が素直な形でまとめられた、情熱に満ちた力作だ。