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ヘンでいい。―「心の病」の患者学

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 大月書店
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:斎藤学/著 栗原誠子/著 出版社名:大月書店 発行年月:2009年04月 関連キーワード:ヘン デ イイ ココロ ノ ヤマイ ノ カンジヤガク へん で いい こころ の やまい の かんじやがく、 オオツキ シヨテン オオツキシヨテン 0717 おおつき しよてん おおつきしよてん 0717、 オオツキ シヨテン オオツキシヨテン 0717 おおつき しよてん おおつきしよてん 0717 治さない精神科医VS主張する患者、笑いと涙の本音対話。 第1章 患者が話していないことを聞く(関係の中にしか「私」はないあなたは何を欲していますか? ほか)第2章 “おもしろがる”という治療スタイル(いい加減な治療者をやるミーティングというおでん療法 ほか)第3章 症状とは何か、回復とは何か(医者としての絶望と喪失から役割ではない関係の中から生まれるもの ほか)第4章 “生きづらさ”はたからもの(怒りは悪いものなのか愛という暴力 
私もへんだったんだ 力が抜けました ★★★★★
私の心のためになる本でした。落ち込んだり、へこんだり、また元気になったりを繰り返している私にとって、「そっか、私、ヘンだったんだ。そっか…なあんだ。そっか…ヘンでよかったわ」と思えた本でした。これからは、落ち込んだ時に、「お、また、私のヘンが発動してきたなあ」って、自分で自分のヘンを楽しんでみたいと思います。

肩の力が抜けました。今まで、「ヘンはあかん」って、思っていたんやなあって、わかりました。 ありがとうございます。
へんでいいんだ!!!!! ★★★★★
読むと“すっきり”気分がよくなる一冊!読み終えた時、元気が沈みがちな私は「これからなんだか大丈夫かも」とめきめき力がわいてきました。うつ病が薬では治らなかった著者が先生と出会い、生き方が楽になっていく。斉藤先生の本のなかで、彼がなぜ優れているのかがよくわかる愛のある本です。わたし、うつ病かも?と病院にかかるずとも悩んでる人が読むと目から鱗がボロボロ落ちること間違いなしです。
人間・斎藤学 ★★★★★

【逆だよね】

栗原:さいとうクリニックの患者って、みんななんでこんなにまじめなんだろうって思うくらいまじめすぎる。
斎藤:そうそう。うん。
栗原:普通の人の常識から考えると、神経科に通院しているような人はちょっとおかしいっていうイメージがあるじゃないですか。でも、普通よりまとも。
斎藤:逆だよね。

これは、斎藤学先生(東京都港区「さいとうクリニック」理事長)と元患者の対話集、斎藤学,栗原誠子:"ヘンでいい。「心の病」の患者学",大月書店(2009−04)の一節。

【人間斎藤学】

この本、心の循環器系(← そんなものはない、かも)が癒される思いがする。
「いい加減な治療者と効率主義を手放した患者」(「はじめに」より)、から始まる一連の対話は、愉快ですらある。

実は、私は常々、斎藤先生は、いつの日か「在野の精神医学者・現代のフロイト」と評される日が来ることを、密かに期待しているのでは・・・、と思って来た。
もしも万が一、私の憶測が当たっているとすれば、先生の「野望」は、この本の出版によって、「終わった」かもしれない。

人間斎藤学、に触れる思いのする、この一冊。
物事を見る視点を増やしたい、視野を広げたい方にオススメ ★★★★★
私は精神科医に行ったことはないし、仕事も普通の会社員ですが、人の行動の奥にある心理や、どうしたら(正確に言うと心をどうもっていったら)幸せになれるかということに関する本を趣味でよく読みます。あまりにも学術的、教条的、あるいは宗教に偏りすぎているものは、得意ではないのですが、そういった意味では、この本は素人の私にもわかりやすく、納得できる言葉がたくさんありました。特に関係の中にしか「私」はないということ、それから患者を上から目線ではなく、好奇心(愛?)をもっておもしろがるということなどは興味深かったです。こういった本音でぶつかる先生は事なかれ主義が横行する近ごろ貴重だと感じました。また、この先生(あまのじゃくな先生なので、一筋縄にはいかないことが想像されます)に言葉の変化球を投げ続けて、本音をひき出したインタビュアーの力量にも関心しました。物事を見る視点を増やしたい、視野を広げたい方にオススメです。