【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:渡海奈穂/著 出版社名:新書館 シリーズ名:新書館ディアプラス文庫 197 発行年月:2008年09月 関連キーワード:タダシイ コイ ノ ナヤミカタ シンシヨカン デイア プラス ブンコ 197 ただしい こい の なやみかた しんしよかん でいあ ぷらす ぶんこ 197、 シンシヨカン シンシヨカン 3136 しんしよかん しんしよかん 3136、 シンシヨカン シンシヨカン 3136 しんしよかん しんしよかん 3136 高校からの腐れ縁の友人・尾崎に寝込みにキスされたカズイ。その日から徹底的に避けられ、キレたカズイが尾崎を問い詰めると、ずっと好きだったと告げられる。昔からお互い遠慮なんてしたことはない。なのに諦め顔で自分を避ける尾崎が気に入らず、力ずくで友人に戻ろうとするカズイだが…?自称“竹を割ったような性格”のカズイと夢見がちで一途な尾崎の恋愛狂詩曲。犬も食わなさ満点のオール書き下ろし。
面白いです。
★★★★☆
高校の頃の同級生。
攻・尾崎は文武両道の美形で人付き合いもそつなくこなすデキる男。真面目。
ただしカズイに関することにのみ回路が壊れる(笑)
受・カズイは脳と口が直結してる人種、良くも悪くも裏表のない自分に自由な男。
高校生の頃から減らず口を叩き合う遠慮のない関係。まぁカズイは誰に対してもそうみたいですkが・・・
カズイのように誰彼かまわず振り回す開けっ広げな言動をする人って好き嫌いが分かれそうな感じなのですが、
カズイはなんとも憎めないキャラです。不遜で横暴な物言いでも腹黒さがないからイイ。
尾崎は思い詰めるタイプなんでしょう。カズイの事が好き過ぎて離れること数度。
個人的には、高校生の頃の二人が離れる切っ掛けになった出来事についてはカズイだけが悪いとは思わなかったので
なぜみんなにお前が悪いと言われるのか?でしたけど。
確かに言っちゃいけない言葉だけど、あれだけのことがあって計り知れないほどの辛さを味わって、更に
現実を突きつけられてるってのに「簡単に」なんて考えてないですよ。あの出来事に関してはお互いに悪い。
社会人になってからはまぁカズイの好き勝手全開な感じで尾崎が可哀相と思うこと多し。
自分が勝手に好きになったのだから・・・と想いを押し込めている尾崎は本当に切ない。
結局、酔ったカズイに思わずキスをしてしまい自分の気持ちがバレてしまうわけですが、そうなる前に
ちゃんと「好きだ」と、「本気で考えてくれ」と、そう言っちゃえばよかったのに・・・
カズイなら混乱はしても逃げないでしょ。そういう性格ですもん。
言わなきゃわからないですよ、ああいうタイプは(笑)
誰よりもカズイのことをわかってる尾崎なら気付きそうなものを・・・
やっぱり好きが大きくなり過ぎて大切に大切にし過ぎて臆病になってしまってたのかな。。
どこまでも突っ走るカズイとブレーキをかける尾崎。
こんなにお似合いのカプは無いと思いますよ。
自分の気持ちに気付いてからのカズイもやっぱりカズイらしい真っ直ぐさで、
そこに相手を思いやる感情がプラスされてちょっとイイ男になってるし。
小気味いい言葉の応酬をこれからも続けていってほしいです。
話は続いて、二転三転。どこまで転がって決着か??? 引き込まれる。
★★★★★
こりゃ面白い。話が二転三転、どこまで二人の関係がころころと転がっていくのか解らない。
カズイを好きだった尾崎。
カズイに友達に戻ろうと命令されて同意する尾崎は、やはりできない。
カズイはそんな尾崎の僅かな行動の変化に、自分を一度抱けと尾崎とっては地獄なような提案をする。
当然カズイが相手にされるわけもなく、さらに二人はぎくしゃくし……。
カズイが自分の本当の気持ちに気がつくまでがころころ状況が変わるわけですが、すっごくリアル。現実感あって、わかるわかる!と完全同意。
普通友人同士から恋になるってこうだよな、うんと現実にありそうな展開に納得。
これぞBLの本髄?だよなあと感心した一冊。
本髄がなんなのか、読者それぞれ違うとは思いますが、わたしの思う本髄とは「ふつうのそこらへんにいそうな男男の状況に沿った話」
現実感ゼロのBLはただのファンタジーでしょう・・・・???
尾崎(攻)のひそかに悩んでいる姿、カズイ(受)のぶっきらぼうながら、尾崎が離れていくことに潜在的な恐怖を抱いている姿。どちらもちょっと萌えます。かわいい。
こうゆうお話大好き☆
★★★★★
受けのカズイの性格がいい。
サバサバしててBLにありがちなナヨナヨウジウジは微塵もないです。
引き際もさっぱりしててかっこいい!
その分攻めは振り回されっぱなしですがそれがおもしろかった。
それと佐々木久美子さんのイラストが最高にかっこよかった!!
特にカズイ。挿絵の度に数分間見惚れてました〜。まさに私の理想の容姿受けです。
ちなみにこのお話、崎谷 はるひさんの「絵になる大人になれなくても 」に設定が似てます。
あちらも高校生時代片思いしてた攻めがいったん距離をおいて再開するんですよね。
特に、攻めが思い描いていた、受けにあんなことやこんなことの妄想がけっこうデジャヴしてました(笑)
渡海奈穂さんの過去の作品は(他の方と同じく)
私的に微妙なのですが最近の作品ははずれがないです。
私の数少ない作家買いさんの内の一人です♪
楽しかった
★★★★☆
一途な尾崎が可愛いし、周りの友達がいいです。
相思相愛になってからの尾崎の「長年の夢」の数々が面白かったです。
エピローグのふたりの様子も笑いました。
カズイがオープンで強い性格なのでサラリと読めました。
本当に正しい恋愛
★★★★★
私的にですが王道だと思います。
二人が真に両想いになるまでを丁寧に描いています。
自分は基本的に受け目線で感情移入するので、冒頭部分から既に判りきったエンディングが見えているけれど、そこに到までの詳細な心の機微に、読みながら一喜一憂しました。
ぶっちゃけ痴話喧嘩ですけど(笑)、そんな事言い出したらくっつく事前提のBL本なんて殆どそうですから(苦笑)、まあ甘々で「くぉ〜こいつらわぁ〜なんでそんな風に拗れるかなぁっ」て半分呆れながらも読むのが苦痛でなく、ってか寧ろそんな風に言いつつ読むのが好きだって方は特にお薦めです。