ペン画の描き方
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昭和の挿絵画家・樺島勝一による『ペン画の描き方』!
樺島勝一(1888-1965)は講談社の少年倶楽部などで挿絵画家として活躍し、その細密なペン画は読者を魅了した。山中峯太郎『敵中横断三百里』の挿絵などが有名。昭和15年(1940)に出版された樺島自身によるペン画解説書を復刻
国会図書館所蔵本を画像のまま復刻
本書は、ペン畫に就いて、主として餘暇を求めて研究される人や、地方にあつて指導の師を得られざる勉學者の爲めに、ペン畫全般に渉つて説いたものである。
美術は感ずべく味ふべくして、之を文字を以て解き、言語で傳へることは寧ろ難事である。こゝに初歩の學習者にペン畫の凡そ如何なるものかを知り、その研究に便宜を與へることを得て、この小冊子から自然の美を引き出すことが出來たなら編者の滿足とするところである。
扉
口絵
序
目次
繪畫の定義
ペン畫
描畫の態度
材料と用法
描畫法
線
構圖
陰影
スケツチ
背景
ペンの運び方
人物畫
- 人體
- 顏
- 男と女
- 子供
- 老人
表情
人體の權衝
- 臂の長さ
- 背後の幅
- 正面顏貎
- 側面顏貎
靜物畫
風景畫
描法
- 樹木
- 草
- 花
- 山獄
- 河(流)
- 海
- 船
- 空雲
動物畫
- 馬
- 羽毛
應用ペン畫
- 方法
奥付
裏表紙