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砂漠の思想 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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生きていたら何を考えただろう? ★★★★☆
安部公房は好きだが戯曲が苦手なので、実は戯曲は読んだことがない。これはエッセイだが、「映画」「舞台」といった演劇論(?)が展開され、今、舞台が再現されることはないだろうし、読むしかないか、という気分。「忘れられた人々」「地下水道」という映画を紹介、絶賛しているのが非常に気になる。すごーく面白そうなんだよね。
生きていたら、どんなエッセイを書くのか、安部公房の目を通して見た現在の社会は、どんなだっただろうと考え込んでしまった。安全が脅かされ、犯罪の残虐化や低年齢化とか、そういうものをもっと違う観点で論じてくれそうな気がして、悔しい思いで読み終わった1冊。