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消えた女官 マルガ離宮殺人事件―グイン・サーガ外伝〈18〉アルド・ナリス王子の事件簿1 (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥588
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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部外者からすると ★★★★☆
 私はグイン・サーガを読んだことがありません。ですが、外伝というし、事件簿というからには推理もので、一巻完結だなと判断して、読んでみました。
 また、私は栗本薫の推理小説に、本格推理のような厳密さも求めません。むしろ、人の心の方に興味があります。
 ですので、随所にちりばめられた過去の出来事や国の成り立ち、地理の様子や食べ物、そして何より、アルド・ナリス王子の人柄に興味を持ち、本編も読んでみようかと思いました。
 私にとっては、結構良い本でした。
シリーズ最低の作 ★☆☆☆☆
ロッキングチェア・ディテクティブ。何故かグインサーガで推理小説。
多分、ものすごくナリスが好きな人なら、もしかしたら・・・・嬉しいのかもしれない。

わたしは購入したことを心底後悔した。
他のレビューもやはり酷評が多いようだが、それも仕方ないだろう。
ただ、作者の栗本薫だけが楽しい1冊なのじゃないだろうか。
これで金を取ろうと言うのだからへそで茶を沸かす。

多くを語るまい…… ★★☆☆☆
グインワールドは大好きです。
気付いてみれば、既に20年くらい読みつづけています。
外伝も勿論好きです。
本編では見られないキャラの一面を見ることができるから。

でも、これはちょっと……。
ヤオイではないけれど、マルガサーガなどと同様、同人誌として天狼叢書から出せばこんなに酷評も出なかったでしょう。

とはいえ、買っちゃうし、読んじゃうところが、ファンの弱みでしょうか。
#喜び勇んで買ったのに、まだ4分の3くらいしか
#読み終えていないことを告白します。(^^;;;;;

作者の自己満足か?それとも。 ★★☆☆☆
他のレヴューは、酷評ですねぇ。。。(苦笑)

まぁ、いわれる理由は、よくわかるけど。確かに、メタフィクションとしてナリスで推理小説をやる必然性は皆無だもんね。たとえどんなに失望しようとも、僕のような10年以上前から読み続けているグインファンは、まず買うし(笑)。自己満足といわれても、仕方があるまい。だって、お金の無駄になるもん。

とはいえ、これだけ酷評されるというのも、グインサーガが、栗本薫という一人の作者を超えて共同幻想を成立させているからなんだろう。作者が存命中に、これほど作者の手を離れて「読者のもの」になった作品も珍しかろう。

ある意味、作者の栗本さんも、一人のナリスの熱狂的なファンとしての距離で、この作品を書いており、それは同人誌的、パロディ的、そしてなによりも作者の権限として許されるものかも知れないけれども、小説の世界を構築する「神の視点」を持つ設計者の視点を失っているとも云える。逆説的にいうと、物語は「そうした熱狂的なファン心理」を「積み重ねて乗り越えた」ところに、構築されるのであるから、本来プロならばこれを秀作にして販売しないという決断もあっただろう。その辺は、まぁ、作者の自由じゃん、とは思うけど。

僕としては、こういう読者の批判も含めて、グインシリーズという一大イベントに同時期に関わるのは、おもれーなーとおもっているので、これからも販売されるものは、必ず買うけどねぇ。早川書房では、これ一つで事業部があるとかないとか・・・。

僕は、もともとグインの世界観にどっぷりの人間なので、本筋の設計者としての質さえ下がらなければ、どんなものOK。これも楽しかった。ただし、ナリスの成人式を描いた外伝のレベルの高さには比せないけどねぇ。

作者には猛省を求む ★☆☆☆☆
他のレビューにもあるように、グイン・サーガで推理小説をやる必然性は全くなく、この外伝はナリスが好きな作者の読者を無視した単なる自己満足でしかない。「アルド・ナリス王子の事件簿1」と銘打っているが、「2」以降が発売されないことを強く望む。ナリスを主人公にした外伝を書くとしてもグイン・サーガらしい話にしてもらいたい。また、グイン・サーガと切り離してひとつの推理小説として見た場合も、謎解きのかなりの部分が探偵(ナリス)の推測のみで、物的証拠や証言による立証が無いというひどい出来である。さらにその推測にしても、無理のある説明が多数あり納得できるものではない。それと、登場人物の中の2人が非常によく似た名前のため読んでいて混乱した。こんな作品を書いた作者には猛省を求む。