インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉 (新潮文庫)

価格: ¥540
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
Amazon.co.jpで確認
もう、止まらない! ★★★★☆
起承転結の“転”。

事件が、動く。

点が、線になる。

止まりません!!

どんな結末が待っているのか・・・。

起こることは、
絶望的なことの連続であるにもかかわらず、
前に進もうとする人の息づかいが聞こえる。
それが例え悲しみに満ちていても、
もう立ち止ることができない。
視点が ★★★★☆
 ばらけるのだが、まぁ、どの視点でもたいてい面白く読めるのだが、馬見原の視点だけはちょっといただけない、と思う。
 物語はますます佳境に入ってくる。ここまで魂溢れる物語で、しっかりサスペンスしてるから大したもんですよ。
だんだん面白くなってきます ★★★★★
物語の進むペースがはやくなってきた気がした第4部。
登場人物たちは自らの道を切り開こうと、それぞれ過剰なまでに突き進みます。

中でも、浚介はいい方向へ向かいつつある様ですが・・・
馬見原も少しずつ真実に近づいているの?
佐和子の心はどうなってしまうの?
游子と駒田親子は和解できるの?
そして亜依は?

緊迫の結末は次号の第5部へ・・・。
それぞれにどんな結末がまっているのでしょうか。
はやく続きが読みたくて仕方ありません。

加速的に進む物語に期待が高まります。 ★★★★☆
 第3部で多大な変化を見せていたのにたいして、この第4部は細部の変更はあるものの、ほぼオリジナルに近い形で話が進んだのが、意外と言えば意外でした。そのため事件の伸展が急速に進み、いよいよ最終部の第5部へと話を盛り上げています。
 第4部での変更は馬見原の妻、佐和子の心情をこと細かく描いている点。著者のあとがきにも書いていましたが、四国での遍路道の出来事を通して佐和子の心の変化を描いています。これはオリジナルにはなかったもので、オリジナルではどうも影の薄い存在であった佐和子を文庫本ではかなり描きこんでおり、これも著者がオリジナルのサスペンス色の強い物より、文庫本化の家族というものをテーマとしていることを強調していますね。
 さて加速的に物語が進み始めました。残すは第5部のみ。いやがおうにも期待が高まりますね。
犯人の動機が徐々に明らかになる ★★★★★
本作品は、95年に発刊された「家族狩り」を全面的に改訂した新作である(家族狩りの文章を1行も使っていない!)。

残虐な方法で夫婦が殺害され、その子供が自殺体で発見される事件が相次いでおこが、子供達の家庭内暴力の果てに起きた事件として処理される。

事件を発見した、高校の美術教師・巣藤俊介。事件をきっかけにより無気力になっていた彼の中で、何かが変わり始める。
児童相談センターの心理職員・氷崎遊子は、児童虐待にあう少女の対処をめぐり、大きな壁にぶつかる。
そして、事件を一連の連続殺人として捜査を続ける、警部補・馬見原。かれの二つの「家族」に大きな転機が訪れる。

第四部では、犯人の動機が徐々に明らかになる。

「家族の崩壊」と「そのしわ寄せに苦しむ弱者・子供」そして「その子供達の成人後」という本作品のテーマは、大ベストセラー「永遠の仔」に通じるものである。「家族狩り」発刊当時と比べて家族を取り巻く状況は悪化し、様々な事件が多発している。これらの社会情勢の変化にあわせ、作者がどの様なメッセージを私達に与えてくれるのだろうか?

今年の出版界最大のニュースとなるであろう本作品を、あなたは毎月読みますか?それともまとめて読みますか?