不思議な心持ちです。
★★★★★
珍しく凄く読むのに時間がかかりました。 その分感情移入でき、ラストもより栄えたと思います。 これほど続編を読みたいと思ったものは初めてです。
男らしくもやさしき刑事
★★★★☆
東野圭吾作品の中で私がもっとも愛する主人公、加賀刑事が登場するシリーズである。
この作品では加賀刑事が男らしくもやさしき刑事として、厭味無く描かれていて好感が持てる。ヒロインへの想いもうまく表現されており、バレエ界という閉鎖された空間での特殊性が物語に深みをあたえている。
前半は、話がなかなか進まず、読み進めるのがつらい部分もあるがそれも複線ゆえで、後半は話しの展開が早く、最後まで一気に読み進めることが出来る
ダンサーの悲哀を描いた作品なのに意外なくらい爽快な読後感を味わえたのは加賀刑事のキャラクターによるものだろうか。そういった意味では前述の「赤い指」に通ずるものがあるだろう。
この作品は好きです
★★★★★
この作品は好きです。
作品としての良し悪しは抜きにして、若手刑事とバレリーナの儚い恋愛という設定がとても切なく
感動的でした。
加賀恭一郎シリーズ第2作目。
1作目の『卒業』では大学生だったのですが、2作目『眠りの森』ではいきなり刑事に。
先生になったのでは?沙都子とはどうなったのか?という疑問を持ちながら読んだのですが
2つとも過去になっていました。
浅岡未緒というバレリーナを大事にしたいと考えながらも捜査を進めるに連れ
彼女と事件の関連が色濃くなっていく。
それでも最後まで彼女を守り続けるというストーリーが好きです。
バレエ以外の世界を知らない未緒の純粋な考え方や話し方も好きになってしまう人も
多いのではないでしょうか。
多分チャレンジされたのではと思いました
★★★☆☆
自分がバレエ団の入門クラスに通っているので興味をもって読み始めましたが
もうひとつ楽しめなかったかも…
レッスンの様子、ダンサーの立ち姿や振る舞いなどが視覚的に伝わってきませんでした。
具体的にどんなポーズか?登場人物はどんな場所にいるのか?天井の高さ、壁の色、調度品は?
何を着ているのだろう?年齢や容姿が明らかになっていない人もかなり多い。
主人公以外の警察関係者のキャラクターもよくわからない。所謂「キャラ立ち」していない感じ。
色々な場面が出てくるのですが、それがイメージしにくくて、本文の中で回想されても思い出しにくかったりします。
観念的に、頭のなかでつくったストーリーという感じがしました。
本当に現実にこんなことあるだろうか?という「つくりごと」観がぬぐえませんでした。
謎解き自体は面白くて、ある人物の言動がもう一つ腑に落ちないと思っていたけれどまさか…
おそらく著者にとっては縁遠い世界を、御自身の取材によって書かれた意欲作なのでしょう。
でも、なんだかやはり本心から東野さんがこの世界に馴染んでいるわけではなく、
少し遠くから恐る恐る覗いてみた、そんな気がしました。
小説を読みながら、そういう著者像のほうが透けて見えてしまって、もうひとつ没頭できない体験でした。
でも、単なる謎解きに留まらず、ダンサーの人生観などにも触れていて、
毎日を稽古に費やし人生をそれに賭ける気持ちを想いました。
うちの先生も独身なんです。そういえば。
じっくり読みましょう
★★★★☆
こんなにも出だしのつかみがいい小説は初めて読んだ。
最初の一文から、一気に興味をかきたてられる。
そして、加賀恭一郎がいいキャラ。
存在感があるというか、この人が出てくると話が引き締まります。
バレリーナの舞台裏や、加賀自身の恋愛なども絡まって来て、面白い。
このあたりの描写力も流石です。
ただ登場人物も多めで、話も複雑というか多岐に渡るので、じっくり読む必要があるでしょう。
実はこの事件の犯人は誰々だったとなっても、えーとこれは誰だっけ?と言うことがしばしばありました。
個人的には、もう少し話をシンプルにしても良かったのではないかと思いますが、どうでしょう。
cafe stamp
★★★★★
1992年
加賀恭一郎シリーズ第二弾
美貌のバレリーナが男を殺したのは、本当に正当防衛だったのか?若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡美緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。
ケ・セラ・セラ
★★★☆☆
☆★☆★☆
シリーズのまとめ買いはこちらで
☆★☆★☆
うさぎ堂本舗
★★★★☆
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。 ◆◇◆単に事件の謎を追うだけのものではなく、そこに加賀刑事の恋物語を添えることで、物語性の高い作品に仕上がっていました。また、バレーについての作者の知識も(私は全くこの世界のことは疎いので)ただただ、凄いなあ!と感心してしまいました。さて、事件は次々に起こりますが、警察の捜査の方は、なかなかコレといった解決への糸口がつかめず、八方ふさがりのような状態が物語の後半まで続きます。私個人としては、もう少し捜査に動きがあった方が推理小説としてはワクワクできて楽しいようにも思いました。
みいや
★★★☆☆
バレエ団で起こった殺人事件の真相は?!というお話。加賀恭一郎シリーズです。バレエ団に関する描写が細かく、自分の生活とはかけ離れた世界に、「そういう世界もあるんだなぁ、」としみじみ思います。
店番堂書店
★★★★☆
「加賀恭一郎」シリーズの第2弾作品です。今回の「加賀恭一郎」シリーズは以前にも増して、ラブロマンスの要素が強くなった気がします。美貌のバレリーナが正当防衛で男を殺した。男の正体は不明。正当防衛は真実かそれとも・・・。大胆なトリックがあるわけではない今回の作品ですが、仕掛けられたあらゆる「謎」が、
作品の終盤までまったく予想をつかせない展開に拍車をかけ、我々読者を驚天動地の真実へと導いてくれます。このシリーズを読んでみて感じる事は、主人公の「加賀恭一郎」が読み進めていくうちに、前回作品の「加賀恭一郎」よりも成長し、人間的な描写に厚みが増しているということです。そういった所にも東野圭吾さんの「巧み」が増していることが感じられます。
漆黒の館
★★★★☆
加賀が刑事として登場した初めての作品。
加賀の2回目の恋模様も気になる作品です。
加賀の恋は実るのか。
Re:Books
★★★★★
加賀刑事シリーズです。いつものような明快な語り口と、犯人を追い詰めていくするどい眼光が披露されるかと思いきや、今回の事件は加賀さんがまだ若手と呼ばれているときのものでした。いや、それはそれで良いと思うんです。加賀さんの刑事以外の部分が見れてこれはこれで読み応えがあると思ったから。
酸素部屋
★★★☆☆
加賀恭一郎登場ものです。純粋な利害だけで殺人が起こっているのではないので、最後犯人に感情移入してしまうと、なんだか哀しくなってしまいます。
ぶっくす らと
★★★★☆
バレエ団で次々と起こる殺人。事件そのものはけっこうどろどろしているのですが、バレエを舞台にメルヘンチックな雰囲気が漂う作品です。女性におすすめ!
ミステリよろずや
★★★★☆
バレエ団に忍び込んだ男が殺されその場にいた女性団員は正当防衛を主張しますが…
「卒業」で大学生だった加賀が若き刑事となって登場する第1作目です。
のちに「悪意」などに登場する加賀刑事の明晰さ・精悍なナイスガイぶりが光ります。狭い社会の中での逼塞した人間関係を紐解きながらの謎解きは見事です。
加賀刑事ものではありませんが著者の「宿命」も刑事ものとしてお勧めです。
東野圭吾公式HP
★★★★★
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。
めいこ書店
★★★★☆
バレエ団の事務所に入って、殺された男は本当に正当防衛によって殺されたのか?この話は加賀刑事大活躍です。「卒業」に続き、二度目の登場となりますが、最近の作品とは違い加賀刑事のことについても触れています。最近は、めっきり脇役に徹しているというか、加賀刑事の私生活について触れている作品がありませんよね。最後のどんでん返しに、私はまたやられてしまいました。バレエという題材を使っているのにも、感心させられます。
エッレの図書館
★★★★☆
加賀恭一郎シリーズ。第二弾。話に入り込みすぎて、ちょっと、辛くなったりしながら、読み終わるのに少し、時間がかかってしまった。でも、良かったです。
つるかめ文庫
★★★☆☆
「卒業」では大学生だった加賀恭一郎が刑事となって登場する長編。
つり書店
★★★★☆
東野圭吾の描く魅力的な刑事・加賀恭一郎。彼が”刑事”として初登場したのがこの作品。物語の続きが非常に気になる作品でもあります。
「東野クラブ」本店
★★★☆☆
ダンサーの話なんですが、正当防衛なのかどうかが、話の焦点になっています。この物語で見せる加賀刑事のみせる人間らしい面がほほえましいです。
ブックスいま村
★★★★★
超男。加賀刑事が最高に格好良い。惚れた。
川口のかぶと虫
★★★★★
前回、「卒業」にて登場した学生が、今回は刑事として登場!最後のほうになるまで、全然気づきませんでした…あるバレエ劇団における、ストーリー展開なのですが、最後は思わず涙、涙、涙!東野作品ここにあり!私のお気に入りの一冊になりました。もちろん、ミステリーの内容も◎!
BOOKハウス
★★★★☆
1人のバレリーナが男性を殺害。あくまで「正当防衛」と主張する高柳バレエ団のプリマ達と警察。しかし、本当に正当防衛だったのだろうか。加賀恭一郎がまたまた登場!
木漏れ日の館
★★★★★
数多く登場している加賀恭一郎シリーズの中ではこの作品が一番好きです。
バレエ団の中で殺人が起こります。
番長堂
★★★★★
ラストで驚愕のどんでん返しが。
著者のミステリ最高傑作。
泣く☆泣く★
★★★☆☆
加賀シリーズです。バレエ団が絡んでくるお話です。なんとなく犯人は想像できます。『これ!』っていう理由はないけど・・・。今日で読み終えますw
Booksまんぼう
★★★★☆
今、一番注目されている作家の一人ですね。叙情的できれいな物語です。バレエ団という特殊な環境下で起きた殺人事件。担当刑事である加賀は、事件を追ううちに・・・。
【mitsuru】
★★★★★
東野さんの作品のなかでもかなりお奨め。互いを思いやる気持ちが伝わってきて、最後は泣けます。
送料無料なのが良いですね。
★★★★★
毎回、利用しています。本屋行かなくても購入できるのが便利ですね。