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ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)

価格: ¥680
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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ティーポットの保温カバー ★★★★☆
コージー・ミステリー;ティーポットの保温カバー、という語源がさす通りの、暴力行為が比較的少ない、女性向きで家庭的な感じの、こぢんまりとした後味のよいミステリー。

もっとも、気楽にさらっと読めるとはいえ、殺人はあり、それなりに深刻でこみいった人間関係もあります。
交通の不便な新興住宅地で発見された死体、それによって浮かび上がってくる、住民たちそれぞれの事情。まあ普通に生きてりゃ、殺人事件とか関係なく誰にでも事情のひとつやふたつあるものですが。

名探偵も猟奇殺人もなく、平穏な日常に投じられた一石。
でも波紋はやがておさまり、再び平穏な日常は戻ってくるのです。
コージー・ミステリの面白さを知りました ★★★★☆
ほんわかして、どこか間抜けなムード
ドキドキして、続きを読まずにはいられない殺人の謎解き
同居しなさそうな二つの要素が、違和感なく存在してました。

「小さな街を舞台とし、主として誰が犯人かという謎をメインにした、
 暴力行為の比較的少ない、後味の良いミステリ」
と、作者はコージー・ミステリを定義されてます。

とはいえ、ラストにサラっとしながらも
若竹先生流の毒が健在でしたが・・・
 
納得の面白さ ★★★★★
海に臨むヴィラ・マグノリア。ヴィラの住人はあまりに個性的。
その空き家になった一棟で、殺人事件が起きたというのにユーモア、ほのぼの感がある。
それでも骨太な納得の展開。
読後感は「すっきり!」です。
日常の断片 ★★★★★
少し不便な場所にある、一種の人里離れたマンション。
そこで、殺人事件が発生したために、ありふれた“ご近所関係”が崩れていく。住人たちの過去の秘密が暴かれていきます。
さりげなく、人間関係について毒づいてもいます。
その中でも、どこか“ほのぼの感”が漂い、クスリと笑えるギャグも散りばめられています。

日常生活の息抜きにおススメです!
おすすめ! ★★★★★
 海の近くに建つヴィラ。不動産屋の奥さんがお客さんを案内してくる。そこで出くわすのが顔を潰された死体。想像するに、なんともおぞましい光景ですが、なぜかほんわかした雰囲気の漂う出だし。

 海を見ながら暮らそうなんて思う人は、さぞかし穏やかな人なのかしらと思いきや、読むにしたがって見えてくる住人たちの素顔。ひとくせもふたくせもある住人達の中で、誰が犯人なのか?わくわくしながら読んでいきました。

 タイトルに「殺人」とついていながらも、表紙のイラストのようにどこかふんわり感のある、あったかいミステリーです。