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オルタード・カーボン(上)

価格: ¥924
カテゴリ: 文庫
ブランド: アスペクト
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3行読んだだけで27世紀へ! ★★★★★
先日、旅行に出かける前、衝動的にジャケ買い?してしまいました。

とは言っても、書店で見かけて、はじめの3行くらいは読んだのですが…その3行だけで、真夏の熱気でぼーっとした頭の中が、一気に27世紀の地球?に連れて行かれました。旅行中には上巻の1/4くらいしか読めなかったのですが、旅行から帰りに、同じ書店で下巻も購入しました。

ストーリーの奥底にあるものまではまだ見えていませんが、体の移しかえ、魂(ソウル)の移しかえ、という理屈は、日本のアニメ「カイバ」が、真似をしたのかな?また、現代の自分自身(トレーニングをして、カラダを磨いたつもり…そのカラダはあたかも魂が移しかえられたよう…、また、最近、ケガをして、そこから再始動しようとしている自分…)に通じるものがあり、感情移入し易かったです。

既にジョエル・シルバー氏(マトリックスの制作者)が映画化権を取得(100万ドル?)との事。映画も楽しみですが、それ以前に、上下巻でこの文庫本を読んで、自分の頭の中を27世紀の世界に連れて行く、事のほうが有意義ではないかな?とも思います。
上下同時に買った方が良い ★★★★★
時代設定は遠未来。
独自の世界観もあり、濃いSFテイストが味わえます。
が、同時に本格ハードボイルドでもあります。
上巻の残り200ページくらいになり、下巻を一緒に買わなかった事を後悔しました。
序盤は作品の世界観が頭に入ってこなくてもどかしかったですが、序盤を過ぎるとテンポの良さ、メリハリの良さにページをめくる手が早くなりました。

ただ、訳は少し良くはないようには思います。
銃器やメカの言い回しで、水を差される感じを受けました。
非常に面白く読めました ★★★★★
が、1つ疑問。
原書(ペーパーバック)では、登場人物の名前表記が"Anemone"ですが、
翻訳版(文庫)では、一貫して「アネノメ」となっています。
一体どういう事情なのか気にかかります。
SFサスペンスアクション ★★★★☆
スリーブと呼ばれる体を取り換えて生きることのできる未来。もとエンヴォイと言う特殊部隊に所属していた主人公タケシ・コヴァッチが、ある殺人事件の謎を解いていく。婦人刑事のオルテガと共に、時に派手な銃撃戦を展開しながら、謎に迫っていく過程は飽きない。難解な部分も数多くあるが、SFミステリーの分野では出色の出来ではないだろうか。2010年7月には、第三作目「Woken furies」が刊行される予定(第二作目は刊行済み)。しかし、第三作目の原作は2005年に刊行されており、翻訳に5年もかかるのは我慢ならない。もう少し早く刊行できないのか、と素朴な疑問を抱く。