「フェンネル大陸偽王伝」シリーズの第４弾。
　ストーリーが進むに連れ、混乱が増してきているように思う。話を広げすぎ、次々と新しい登場人物や設定を投入するので、収拾のつかない事態になっていいるようだ。そのためか、記述が飛び石的で分かりにくい。ちゃんと読者に着いて来させようという気が、著者にはないのではと疑ってしまうくらい。
　読むのに疲れる。

パラクレスから帰ってきたフェンたちが見たものは、シスタスという国に襲われたソルドの姿。ロカの兄、シルフィードはなんとか体制を整えようと勢力を集め、周りの諸国からの勢力も集めるが…


ソルドの首都オゼイユにいるロカはどうなったのか。ロカに逢いたい。助けたい。というフェンの気持ちからテオ、そしてまた助け舟のアシュレイ（笑）シスタスとの戦いが始まります。騎士団、フェンたち、そしてイリスの加勢。様々な角度での世界観が見れます。
ロカはグレておりました・・・・

フェンネル大陸4作目。今回は話が長いです。ぶ厚いです。読み応えがありました…！戦略や戦術、細かい所も書かれていて想像するのに大変でしたがとりあえず奪還成功。そしてまた次へと続きます。
次はアシュレイが…！気になってしょうがないです。