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VITAMIN

価格: ¥2,854
カテゴリ: CD
ブランド: キューンレコード
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1993 ★★★★★
93年冬、ディスコはニュー・ステップ"フジサン"でエブリバディ・ハッスル!?日本の祭太鼓が繰り出すリズムに始まり、洒落たエレキ・サウンドとシンセ・ビートにユニークな日本語のかけ声がからむ5。ニューヨークのディスコティーク"スタジオ54"では、当時この曲が人気爆発中だったとか。演奏している電気GROOVEはトンガ王国からパリにやって来た3人組……というフレコミだけど。本当は日本の有名ミュージシャンたちによる覆面バンドだって噂もあるんですヨ。
オット、アルバム全体の解説をしなくっちゃネ。でも、この大傑作の魅力を限られたスペースで伝えるなんてムリムリ。ハッピィバースディ〜で始まる1はおなじみのお誕生日ソングではなく、意味深な歌詞が炸裂するゴリゴリ・テクノ。アレ、これはチョット踊りにくい曲だゾ。そう思った人も、ご安心を。2は、タイトルもズバリ。ビヨーンビヨーンというモーグ音と、男性の"ディスコォ!"というかけ声に悩ましげな女性のため息。そして謎の女性・ジャッキーによる、みえみえにソウルフルでパンチの効いたボーカル。70年代のディスコ・ミュージックを総括するような満点サウンドですナ。彼ら、当時モーグ音がやたらお気に入り。ビヨーンビヨーンの名曲7も、カバーしちゃってるんだよン!!
それにしても、約半分がインスト曲なのにはビックリ。歌なしの音楽で、世界進出を狙ってたかもしれないネ。そんな予感さえ抱いてしまう電気GROOVEの成長ぶり。だけど、最後はやっぱり卓球クンのボヤキ節で終わる。ウ〜ン、このせつなさがグッド。オリエンタル!わかんない?
無敵!! ★★★★★
最近、某動画サイトで、1993年頃の電気のANNを聴いていたら
「ニセモノ・フーリガン」が流れ、かつてない衝撃が!!
「SINGLES and STRIKES」しか持っていなかったのですが、
慌てて入手して、こりゃあ名盤だなと思いました。
コミックソングから本気のテクノに移行する過渡期のアルバムなのかな。
私は卓球のボーカルが本気で好きなので、
「Happy Birthday」「ハイキング」「フェイク・フーリガン」
など、歌モノはホントにイイ!気持ちがいい!
一方のインストもかっこいい。これは本気の部分。
「Snow and Dove」などはその後の電気につながるところでしょうか。
テクノとかエレクトロあまり詳しくないですが、
これは何度聴いても飽きない。間違いなく名盤。
テクノ専門学校D.G! ★★★★★
初期のいわゆるオモロラップ満載のテクノ・ハウス路線サウンドも好きでしたね。
でもこのアルバムから明らかに路線は硬派?なテクノ色になってきました。
このアルバム発売後の雑誌インタビューで石野卓球が、
「もし(前アルバム・「カラテカ」)で、解散していたら電気は名前の残らないバンドだった。このアルバム(ビタミン)が出たことで、僕らは初めて名を残すことが出来た。」
と、語っていた。
個人的には、イタロハウス的なイントロの4、「ニセモノ・フーリガン」。
名曲カバーのインスト曲「ポップコーン」が特におススメ!


電気の音はここから劇的に変わった。 ★★★★★
10年以上前、テクノ好きの友人からこのアルバムを初めて聴かされた時、
「電気って、こんな感じだったっけ?」と、思わず聞き返したのをよく覚えている。

正直なところ、それまでの電気はコミックバンド的な「色」が強過ぎて、
純粋に音だけで評価しようという気にはなれなかったのだが、
インストではないA面の5曲を聴いただけでも、「VITAMIN」の音が
前作からグレード2つぐらい上げているのは明らかだった。

ジャケのデザインも、楽曲とうまく合っていて、
クリアーに澄み渡った求心力のようなものを感じさせる。
なかでも、レコード会社の反対を押し切って
ほぼインストのみで押し通される怒濤のB面は、
電気が初めて見せるシリアスな展開(笑)であり、
この方向に動き始めた時から、良徳砂原の脱退までは
必然の流れだったのかなと、今になって思う。

現代日本の明るい虚無を歌う"N.O."も名曲だが、
90年代前半というのは、思えばまだまだ脳天気な時代だったのだ。
Less Than Zero ★★★★☆
なんだかんだ言ってみんな「N.O」好きなんじゃん!
「歌モノが少ない!」と言うソニーの上層部とモメて卓球さんが渋々収録した曲なのに。
結果としては「N.O」を収録して大正解だったという皮肉。

「N.O」ばかりじゃなく、UNDERWORLDの影響を受けたと思わしき、二台のTB-303が絡み合い大暴れする「Sinkansen」とかについても語ってあげないと卓球さんの立つ瀬がない。