イデオロギー
★★★★☆
自分がいかに勤労第一主義に染まっていたのかがわかる本。
怠けるという自由をユーモアで理解できるように作られているところから、著者は非常に頭のいい人物なのだろうと感じさせる。自分の中の、一生懸命頑張れという考えと、悠然と人生を楽しめという考えの対立が楽しめる類まれな書。
忙しぶらずに、怠けよう
★★★★☆
一所懸命仕事をしないで、もっと怠けようという、「怠け者のススメ」の本。しかし、上司の目を盗んで仕事をサボる、というような意味ではない。暇があると何か悪いような気がするが、それは間違いで、暇な時間こそ精神を充実させ、人間らしく生きるために必要なものだ。忙しぶって内容のない仕事をするよりは、怠けていた方が良い。
仕事に追われて「忙しくて大変だ〜」と言いながら、実はそんな自分に酔っているような人に、ぜひ読んでもらいたい。
ゆっくりしよう。人生を楽しむために。
★★★★★
読んでいるうちに、心がほかほかしてきます。
ゆっくりのんびり生活する方法が、たくさん書いてあります。
せっかちさんにこそ読んでもらいたい本です。