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World in Motion

価格: ¥1,312
カテゴリ: CD
ブランド: Elektra / Wea
Amazon.co.jpで確認
 平成元年にリリースされた当時の世界情勢ルポ的作品 ★★★★★
 1989年にリリースされた政治色の濃い作品、前作でも政治色の濃い傾向が見られていたが、本作ではアフリカの人種問題、米国の中米介入問題、5曲目「エニシングキャンハプン」のPVでは天安門事件の映像が挿入されるなど、さらに発展した内容に仕上げられている。本作リリース直後のインタビューでは世界情勢問題に関する発言を繰り返すなど当時のピーターガブリエルとともにアムネスティがらみの活動を展開、その中で得た情報や問題が歌詞に反映されている。音楽は全体的に前作よりもシリアスな内容で、4曲目、5曲目、6曲目、7曲目、10曲目などは湿り気のあるボーカルがよくマッチしていると思う。10曲目は亡くなった父親に捧げた曲らしく、ブラウンの曲の中でも上位に入る良曲だと思う。
現在マーケットプレイスで1円で売られているが、1円どころか1000円以上の価値のある作品だと思うので、ぜひ聴いてみてほしいと思います。
かなり政治色が強いアルバム ★★★★☆
タイトル曲やネルソン・マンデラ開放を歌った6など、かなり直接的な表現で政治が語られています。
80年代の彼の作品はどれもこんな傾向なんですが、その中で、2、3、5、10といった佳曲も含まれています。
4では旧友デビット・リンドレーと共演。(ジャパン・エイドでも歌われた。)8、9はカバー曲と手を変え品を変えといった感じです。

個人的にはそれほど悪いアルバムとは思いませんが、70年代の作品からすると6割程度といった感じかもしれません。