油断禁物!!
★★★★☆
一見すると無実の罪を
晴らそうとする弁護士の奮闘とも
とれるかも。
しかしおもわぬところで
その無罪とおもわれた犯罪は
暗雲が立ち込め…
とにかくいえることは
女性の「怖さ」ですね。
むやみやたらに女性を
敵にするものではありません。
なので被告は本当に災難でしたね。
そして最後にはおもわぬ
一撃が読者に参ります。
お気をつけください。
裏の裏の裏
★★★★★
裏とか、裏の裏までは、読み込むことができる場合がある。
しかし、検察側の証人は、「裏の裏の裏」まで読めないと、うまくいかないことがある。
登場人物一覧の女性の数を数え、どのような関係があるかを想定してから読むと、
推測がどれだけ外れたかが分かるかもしれない。
グリータ
ローマイン
ジャネットマッケンジー
若い娘
死亡した「フレンチ」は登場しない。
舞台で見たらショックかも
★★★★★
クリスティは演劇の見せ方もよく知っているということが
分かる作品です。
ちなみに
私のアガサ・ベスト5は、
定番『そして誰もいなくなった』ラストの鮮やかさ
定番『オリエント急行の殺人』歴史に残る意外な犯人
大穴『ホロー荘の殺人』推理というより一般小説の面白さ
戯曲『アクナーテン』一神教の狂気をみごとに描写
戯曲『検察側の証人』これ舞台で見たらショッキングだろうな
次点:『ABC殺人事件』こんな理由で殺されたくない
です。
女、おんな、オンナ・・・
★★★★☆
嘘とは?
言葉の意味は分かっていても、
それぞれのウソを見分けるのは難しい。
それをついた“人”が分からないように。
P146
すごい…!!
★★★★★
私がアガサ・クリスティを読みあさるきっかけとなった作品です。
途中まで、「多分こうなるんだろうなー」
とかのんきに思ってたら…大間違い!
読み終わった後、自分まだまだでした…と反省しました(笑)
みなさま書いているとおり、大どんでん返しが最後に待っています。
二回目、三回目…と繰り返し読んでももちろんおもしろいんですけど
やっぱりミステリー小説って最初に読んだ時の感動は格別です。
まだ読んでない方がうらやましい…!!