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八月の舟 (文春文庫)
価格: ¥540
カテゴリ:
文庫
ブランド:
文藝春秋
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青春のどっちつかずのもどかしさを思い起こした
★★★★☆
ミステリー仕立てではないです。
起承転結の構成で、すっきり事件解決、、、
を期待すると当てが外れます。
著者のメジャーデビュー作「ぼくとぼくらの夏」は、
自分自身 大学時代に下宿していた土地が
描かれていて 余計に好きな作品ですが
その魅力でもある、青春の時のもどかしさが、
この作品では それ自体がストレートに描かれています。
唐突な「ともだち」の死、将来への葛藤。
私は、この作品の「粗さ」が逆に
印象に残る作品でした。
突然の死
★★★☆☆
単行本(文藝春秋,1990年)→文庫本(角川春樹事務所,1999年)→本書。
ノン・シリーズの青春小説である。ミステリっぽさはない。
本書は高校生の恋を描いたタイプ。樋口作品は本当に類型的だが、それでも一冊ずつ違った味わいがあるのが不思議だ。
わりあいと初期の作品ということもあって、主人公たる青年があまりにもパターン通りな点が物足りない。恋の相手となる少女の魅力や「不思議さ」も、いまいち。
樋口ファンとしては、やや不満が残る一冊だろう。