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認知文法論 (日本語研究叢書 (第2期第1巻))

価格: ¥4,410
カテゴリ: 単行本
ブランド: ひつじ書房
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メタファーとメトニミー ★★★★★
SmallTalkerの青木淳さんから、メタファーとメトニミーの違いを教えてもらったことがある。機械翻訳の佐良木さんから、山梨先生を教えてもらった。認知文法というと難しそうだが、空間的な認識と言語との関係は、NHKのキーワードで英会話で普及したので、誰でも分かるようになったと思う。言語の具体例があるのでそれが分かれば認知したと思おう。

ps.
行為の境界により、言語の意味を問うのは、コンピュータシステムの供給者と取得者の間で言語の断絶があり、システムの不具合が発生する構造を防ぐために、シソーラスを作る必要性を山梨先生に提案したことがある。先生からはパイオニアだという評価をいただいた。

知的転換 ★★★★★
日常言語の使い方一つにしても、そこには言葉を扱う当事者たちの物の見方が反映されています。本書では、以上の観点から様々な視点を紹介しつつ、検討していきます。

使われている用語については、難しいものが多く、取っ付きにくいと感じる面が多々あります。しかし、読者自身が詳細に粘り強く検討することで、明らかになっていきます。難しいからこそ、やりがいがあるってもんです。また、例文には英文が多用してあるので、英文を読める人には是非チャレンジしてみてはいかがですか?

中高時代の英語の能動態と受動態との機械的な書き換えによって、一般には、2つの文の意味は同一であるかのように思ってしまう。ところが違うんだなぁ。確かに指していることは同じです。じゃあ何がって?それは‘視点’ですよ!

もう一度いいますが難しいです。中途半端なモティベーションならやらない方がいいです。ただ、考え尽くして、なんとか終わった後の「やり遂げた!」という気持ちはいいものですよ。

認知言語学の入門書。 ★★★★★
認知言語学の入門書としては、『認知言語学入門』(大修館/ ISBN 4469212180)も『認知言語学の基礎』(研究社/ ISBN 4327401153)も良いと思いますが、この本が一番わかりやすく、おもしろいと思いました。
私は認知言語学というものを全く知らずに読んで、易しかったし、この分野に大変興味が持てました。
この先生の新しい方の本『認知言語学原理』(くろしお出版/ ISBN 4874241891)の方が少し難しいような気がします。