子育てのペースメーカーになるための本
★★★★☆
2歳の子どもにターゲットを絞って
書かれています。
言葉をそろそろ話すようになってくると
ともに始まるのが
「何でもイヤイヤ」
とかく子育てをめぐる日常のペースの主導権を
2歳の子どもによって握られてしまいがち。
そんな子どもを「出し抜いて」自分で
ペースを作れるようになるための
「作戦」が豊富な事例とともに紹介されています。
すごいのは、「声のかけかた」
これはコーチングのスキルでもありますが、
効果的に二者択一の質問をするというもの。
例えば、お医者さんに行きたくないと駄々を
こねる子に対しては、
「お医者さんに行った後、アイスクリームがいい?
それともキャンディーがいい?」と訊きます。
これは、自然に、お医者さんに行くことが前提と
なっていて、子どもはその「罠」にうまく
はまってくれることが多いらしいです。
これは、2歳の子に限らず使えそうなテクニックです。