人の神格化は、進化の本当の意味で、それは智性という心の発現であるという本書の内容
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何回もこのシリーズを読み返していますが、生物の進化のゴールは神格化であり、現状の地球人は、目下(めした)の心の動き中心。
だから地球人の進化はとても低いってことを、<4><5>を読むと実感させられます。
そして<4><5>を読んでから、<3>を読むと、目上(めうえ)の心、大脳新皮質の心、それは智性であり、智性由来の“観自在”(自分の在り方を観る、<1>で説かれています)ってことを、深く思います。
そして目下(めした)の心の動きは、自我の肥大になりやすいし、それは、自己奉仕者で、自己奉仕者がこの世界を恨みの連鎖の霊的干渉をつくり、また、増大させている事も、<3><4><5>を読むと、よく理解できます。
さらに、<2>から説かれている著者自身のアセンションに対する認識。
アセンションは霊的成長度において分けられる事で、<4>の帯文に書かれてあるとおり、
自己奉仕者の世界は、自己崩壊して壊滅するのが「神の咎め」であるという著者の解釈は、的を得たものであると思いますし、アセンションは進化の過程であり、人における進化は、智性の発現であるという、どんな学者も宗教関係者も指摘していない事が書かれてあるとても貴重な文章だと思います。
生物の進化は神格化であるという著者の考え
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<3>では、生物の進化に対する著者の考えが述べられています。
下等生物から人間への進化、それは智性の発現であり、人は智性を行使して、目下(めした)の心を制御しなければ、愛の顕現の程度が高まらないし、愛の顕現の程度が、霊的成長の度合いであると説かれていますし、愛の顕現の程度が低い人が霊的に低いのであり、それは自己奉仕者であると書かれています。 その通りだと思いました。
さらに、著者が18歳のときから行ってきた太陽凝視は、智性を増す為の行で、1番目のオーラの大きさを大きくするとの記述があります。
また、この本には、進化のゴールは神格化なのだという生物学者がひっくり返るようなことが述べられていますが、内容はとても学術的であると思いますし、霊的なことと生物の進化の共通性を指摘した貴重な文章だと思います。
そして、今進行中の著者のブログ、太陽凝視を行っている鍼灸師の話“改”を読むと、生命は荷電粒子の回転であり、荷電粒子の回転が霊であり、霊は心なのだという著者の考えをうかがい知ることが出来ます(とてもむずかしい内容のブログですけど)。
そしてこれも進行中の、“続”太陽凝視を行っている鍼灸師の話では、神のオーラは“上”から注がれ、それを肉体の磁性で受け止めるのが、日、太陽を止めるっていう意味で、日止、そして“上”からの荷電粒子を止める意味で、霊止って書かれていますし、また、肉体の磁性の強化の具体的な方法が“行”であり、それは日月神示表記の身魂磨きで、だから“行”は、生体内電流の強化による肉体組織の結晶化であると説かれてます。
<3>の文章を読み、著者は、太陽凝視に真剣に取り組んだからこそ、自分の智性を増し、だから神や霊や人との関係を考えることが出来たのではないかと思いました。 だからこのシリーズは、著者の智性が表れた文章だと思います。
一見すると、関西弁と名古屋弁の会話で、ギャグっぽい表現も多く、薄っぺらく見られそうですが、その会話で述べられている一文々々はとても意味深く、考えながら読むのでとても時間がかかりましたが、何回も繰り返して読む価値のある本だと思います。