近代ヒンドゥーの偉大な聖者ラーマクリシュナはベンジャミン・クレームによってアヴァターだとされているわけですが、クレームの依拠する神智学協会の教説はこのようにラーマクリシュナによって明確にダメ出しされています。
クレームのようなベイリー主義者が「神」と呼ぶものは操作対象となるような「エネルギー」にすぎず(「マイトレーヤの使命」邦訳p.142)、なんら梵=真の「無限」ではありえません。
このような道は魔境へのハイウェイであることは、本来の東洋の諸伝統をある程度勉強したことのある人間なら誰でも判ること。
クレームの講演に出て「エネルギーが流れ込んできた」などと喜んでいる方々、気をつけた方がいいですよ。