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MUSIC from POWER HOUSE

価格: ¥2,000
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
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まぎれもなく清志郎 ★★★★☆
なりゆきで出来上がったバンドとして評価の低い2・3’sのラストアルバム。
しかし、そうした偏見を抜きにして再評価してもらいたいアルバムです。
「お弁当箱」「この愛が可愛そう」など、名曲があります。
RCの後、清志郎さんが目指していたもの、自由な音楽、それを再確認する意味でも2・3’sを聴いてみてほしい。
単純にRCで出来上がった清志郎さんのイメージを押しつけてこのバンドを否定しないでほしい。
大事な、大事な、一つの歴史です。
ここにも清志郎さんの愛と平和と自由の音楽が刻まれている。
万人受けはしませんが ★★★★☆
数多くの忌野作品を聴いたつもりですが、このアルバムは心の片隅に残った作品です。
彼の作品には問題作があって世間を騒がせたりもしましたが、このアルバムにも
同様に一般的に言えば、忌野清志郎らしい毒の含まれた社会へのメッセージが散りばめられて
います。「善良な市民」では政治家・官僚=ドロボー扱いですし、「メルトダウン」
には明らかに原子力発電の危険性を謳っているからです。ただ、それらの曲も含めてですが
彼の角が取れたというか、世間を騒がせる程にシャープ過ぎた問題作とは少し違い、
敗者・被支配者(市民)のほろ苦さのようなものを感じることができます。
過去の男の影を感じながらも必死に女を愛そうとする男の哀愁を感じる「お弁当箱」、
ファッ●ユーと悪態をつきながらも愛嬌を感じてしまう「FU●● YOU」、
いわく作の「ボスしけてるぜ」とは全然正反対のキャラを感じる「プライベート」
憧れていたマイナーなアイドルへの想いを切々と歌った「アイドル」
などなど本当に清志郎らしい弱者・少数派への愛を感じてしまう。
彼が存命時には気付かなかったけれど、他に代わりがきかない、ききようもない
本当に良いアーティストでした。彼がいなくなった今心からそう思います。