…のかはわかりませんが、どこか含蓄のある言葉です。ちなみに伊賀くんのお母様のお言葉です。伊賀くんのおじいさんの幽霊まで出てくるコミックです。
「この接待は失敗だよ」という山縣さんのセリフ、かっこいいなあ。
なお、荒俣宏先生のそっくりさんが登場します。

この巻には、作者の代表作「動物のお医者さん」の10巻で、漆原教授と言い争いをしていた磯貝教授が出ています。どこに出ているかはお楽しみという事で。

相変わらずアクの強い登場人物たちにより、毎日が台風のようなフレンチレストラン、ロワン･ディシーでの日々が描かれています。
この巻も外では読まない方がいいです。声に出して笑っちゃいますから。
レストランにとって何が大切かを知り、大雪により閉じ込められ、オーナー黒須の無責任な発言に振りまわされ、従業員たちは鍛えられていきます。

毎回色んなことがあって、飽きることのないレストラン、本当にあったら私は通ってしまいます。

こんな店、あったら怖いかもしれないけど、絶対に行きたいです。
今の時代実はこういう要素が望まれているのかもしれませんね。
オーナーの趣味満載、けっして技術集団ではないけど、人となりを味わうレストラン。私がオープンさせようかしらと、思ってしまいました。