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デモナータ 8幕 狼島

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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グラブスの選択 ★★★★☆
第7章の終盤にジューニーがグラブスも罠に落ちてと語ってたから凄く気になってたけど、この8幕ではグラブスの壮絶な戦いが綴られています。
ベック達が罠にはまってた時に、グラブスもこれほどまでに過酷な出来事に巻き込まれていたとはびっくりです。
【子羊】とプレイ・アティームを追ってるうちに、またまた読者の予想を裏切るような展開が待ってます。
タイトルにもなってる狼島っていうのもポイントで恐ろしい計画が明らかになっていくけど、それだけではなくさらなる驚きを提供するのがこのシリーズですよね。
グラブス自身にとってもこの章は分岐点になる章やったけど、それにしても凄い選択をしたものです。
予知というのも絡んでくるけど素直にこの予知通りに進むほど甘くはないと思うので残り2幕でいったいどういう幕引きがされるのでしょう。
グラブスに注目! ★★★☆☆
 <シャドー>の情報を集めるために、小物の悪魔を倒しながら、デモナータの世界を渡り歩いていたベラナバス、カーネル、グラブスの下に、シャークとミーラがやってくる。グラブスのおじのダービッシュが狼人間に襲われたというのだ。真相を探るため、グラブスは『子羊』を調べ始める。狼人間に変身するかもしれない、という呪いを背負ったグレイディ一族。その狼人間を始末する組織である『子羊』。ダービッシュを襲ったのは、『子羊』なのか?そして、それが本当ならば、その真意は?『子羊』は悪魔と手を結んだのか?自らも人狼病を発症しているグラブスにとって、『子羊』はまさに特別の存在である。自分や、自分の兄弟はこの組織の手にかかって殺されていたかもしれないのだ。そして、ダービッシュの心臓も限界に来ていた。大事なおじをベラナバス達に託し、グラブスは、自ら志願した任務に挑む!

 今回は、<シャドー>のことはちょっとおいておいて、狼人間がメインです。人狼病をなんとか封じ込めたとはいえ、『子羊』はグラブスにとっては、神経に障る存在です。そして、もはや、肉親で残っているのはおじ・ダービッシュのみ。その大事なおじを襲ったのが狼人間、ということで、グラブスは『子羊』調査に乗り出すのですが、気の弱い人はやめておいたほうがよいくらいの展開になっています。このままいくと、いったいどうなってしまうのか、不安になるぐらい、グラブスが化けました。一皮剥けたというぐらいでは、足りないほど成長?してしまった彼に注目です。
残忍さを残して… ★★★★☆
今回は、前巻と同時進行での別背景、グラブス視点でミーラ、シャーク、子羊と狼人間たちとで物語は進行します。前巻で狼人間の襲撃を受けて、ベラナバスたちとは別行動で、狼人間専属の殺し屋、子羊の行方を探ることにしたグラブスとミーラ、シャーク。子羊のヘッド、プレイ・アティームを追い、狼島での戦いの戦慄が繰り広げられます。

ダレン氏らしい話の展開の仕方、襲撃を命からがら乗り切って行く描写は、いつもどおりで典型的とも思えますが、今回は主人公でもあるグラブスの姿に最注目です。狼人間を中心に描かれているので、いつもに増して描写も惨忍的な気もします。

デモナータシリーズは、狼人間、魔術、悪魔、ロード・ロス、゛シャドー゛たちが、カーガッシュを鍵にどう話がまとまってゆくかが見どころだとは思いますが、ダレン・シャンシリーズと比べると、全世界・宇宙をも巻き込んだ壮大なスケールの物語の展開が予想されます。今回の物語の最後は、これからの物語の行方が、いよいよクライマックスを迎える予兆で幕を閉じてゆく感じです。カーネルが前巻に引き続きどうなったのかも見逃せませんね。