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幸福論 (イデー選書)

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 白水社
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哲学をはじめるきっかけに ★★★★★
 哲学という分野にとっつき難さを感じている方、大学で哲学を専攻してみたもののすっかり冷めてしまった方(指定教科書に時おり顔を出す文字が何かの暗号に見える方、その教材を独自の言語でとくとくと語る一部の教授が宇宙人に見える方等)、無論中高生の方にもぜひおすすめしたい一冊。 哲学を文学に 文学を哲学に かえる<20世紀のソクラテス>ことアラン先生のウィット<wit>に富んだ温かい言葉の数々は、哲学を身近に感じさせてくれるだけはでなく、時として読者をしかり、へこませ、そして最後には必ずその指針を示して読者の肩をやさしく押してくれることでしょう。個人的な話になりますが、僕は自暴自棄に陥る度にこの幸福論に収録されている<悲しいマリー>というプロポの ‘悲しみは、!何の粉飾もない疲労か病気にすぎない。裏切りよりも胃腸病のほうがずっと耐えやすい。それに、本当の友がいないなどと言うより、血球が足りないと言うほうがずっといいではないか。‘ という言葉を読み返したものです。そうするときまって自然に顔に笑みが戻ってきて、あらゆる物事に前向きになれるのでした。ありきたりな言い方になってしまうのですが、善し悪しは別として哲学は実践してこそ意義があるし、意識するしないに関わらず誰でも常にもっていて意志の力でいくらでも変えられるものだと思います。 この本をきっかけにより多く方が哲学に興味をもたれることを祈って 
一腹の清涼剤 ★★★★★
 あらゆる悩める人々にぜひおすすめしたい一冊。

<哲学を文学に 文学を哲学に>換える<20世紀のソクラテス>ことアラン先生のウィットに富んだ温かい言葉の数々は、哲学を身近に感じさせてくれるだけではなく、時として読者をしかり、へこませ、そして最後には必ずその指針を示して読者の肩をやさしく押してくれることでしょう。

 個人的な話になりますが、私は自暴自棄に陥る度にこの幸福論に収録されている<悲しいマリー>というプロポの
 
「悲しみは、何の粉飾もない疲労か病気にすぎない。裏切りよりも胃腸病のほうがずっと耐えやすい。それに、本当の友がいないなどと言うより、血球が足りないと言うほうがずっといいではないか。」
 

という言葉をよく読み返したものでした。
 言うなればこの本は、様々な効用を持った言葉が散りばめられた薬箱と言ったところです。
ただ<良薬は口に苦し>と言うように、結果にはそれなりの刺激は伴いますが・・・。
人によっては劇薬なんてものもあるかもしれませんが、これを機に一服盛られてみるのも一興かもしれませんね。